卑弥呼の早期退職日記【377】

2021/06/29
39年の看護師生活を
去年の6月末で
早期退職し

その退職金をつぎ込んで
築43年のアパート付物件を
リフォームして

シェアハウス
メゾンド卑弥呼を
立ち上げて

オープンしたのが
去年の10月

早くも
辞めて1年が経つのですね。

コロナ禍の世界となって
旅行にも行けず

今年の2月までは
希望する入居者さんに
3食の食事を提供をしていたので

その準備があるため
出かけていても
戻らなくてはならず

本来なら
土日祭日は休みなのですが
その方は
視力低下があるので

卑弥呼は
休みも無く
食事を提供してきました。

最後は
生活保護費の中で
削る所は食費という事となって

今は
週2回の介護ヘルパーさんが
本人の希望する食材や
弁当を買って食べている様です。

その後
先月入居したOさんに
夕飯のみ食事を
提供していたのですが

その方も
短期記憶の低下が
進んでいるので

週3回だったデイサービスを
4回に増やすのと

介護ヘルパーを
週2回から3回に増やすため

何かの費用を削るとなると
やはり食費を削るほかなく

卑弥呼の食事提供を止めて
夕食は
宅配お弁当を
頼む事となりました。

しかし
本人は宅配弁当を受け取っても
届くのは15~16時なので
夕飯には早く

届いた弁当を
冷蔵庫にしまってしまうと

食べる時間には
忘れてしまっているので

宅配弁当を
卑弥呼が預かって

夕飯の時間に
電話をして

共有スペースの
リビングに来てもらって

卑弥呼が
宅配弁当をレンチンして渡し

卑弥呼と一緒に
夕飯を食べる事にしました。

本人からは
毎日17時を過ぎると
近所の小学校から
夕焼け小焼けのメロディーが
流れるのですが

その音楽が流れ終わると
「夕飯何時だっけ ? 」と
卑弥呼に
電話してきます。

夕飯は19時頃だよと伝えると
「あぁ、そうだった。」と電話を切り

また15分後には
「夕飯何時だっけ ? 」と
夕飯の19時まで繰り返します。

朝は同様に
4時半過ぎから電話が鳴って

朝食の7時まで
「朝ごはん何時だっけ ? 」を
繰り返します。


 

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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