卑弥呼の早期退職日記【439】

卑弥呼は
シェアハウスの
お節介大家の仕事の他

デイサービスで
看護師として働き
Ｗワークをしています。

昨日
デイサービスの仕事に
出勤しようと
準備していた所

近くで
大声で叫ぶ声がして

その後
ガラスが割れる音がしたので
外に出たら

シェアハウス
メゾンド卑弥呼の
2階に住む男性Sさんが
錯乱状態となっていて

窓から身体を乗り出して
「俺は死んでるんだぞ～。」と
叫びながら

部屋の物を
下の道路に投げ捨てていました。

すぐ卑弥呼が警察に通報し
数分後に
パトカー2台と

近所の
交番の警官2名が来て

警官がSさんと
会話を試みましたが

錯乱していて
まったく話が通じない状況なので

そのままパトカーに乗せられて
行きました。


調べてみると
室内に設置している
洗濯機の水道の蛇口を
床に向けて放水しており

床が水浸し状態になっていて
下の部屋にまで
水が回っていました。

Sさんの
隣の部屋のドアは
体当たりして壊されていて

その隣室のカーテンと
カーテンを止めていた
ツッパリ棒も
外に投げられていて

そのツッパリ棒が
隣の家の
窓ガラスを突き破り
破壊してしまいました。


Sさんには
平日の夕飯を提供しているので

金曜日には
母屋のリビングで
一緒に夕飯を食べましたが

その際には
いつもと変りなかったのですが

今日の彼は
眼がギラギラして
別人の表情で

卑弥呼が看護師として
39年勤めていた精神科の

入院患者さんが
精神症状が悪化している時の様な
感じでした。

その後
卑弥呼が
事情聴取の為に
東警察署に出向くと
 

生活安全課の方から
“ 本人も入院したいと言っているので
精神科の病院を今から探して
受診させます。“
との事でした。

卑弥呼が早期退職した
精神科病院の事を伝えて

窓から物を投げ
隣家の窓を壊している事や

本人が
窓から身を乗り出して
危険だったことから

自傷他害の恐れがあるので
入院の対象になる事を
お教えしたところ

すぐに
保健所に連絡してくれました。

そして

卑弥呼が早期退職した病院に
無事に入院となりました。