卑弥呼の早期退職日記【487】

2021/10/17


卑弥呼は
昭和56年に

精神科単科の
国立病院に
就職しました。

その時には
療養所だったので

多い時には
600名の患者さんが

東京ドーム
5個分と言われる
広い敷地の中で

のんびりと
療養生活を
送っていました。

そもそも
第二次世界大戦中に

頭部外傷を受けて
精神に異常が出たり

戦争体験から
精神を患った軍人さんを

治療・療養する目的で
できたので

卑弥呼が
就職した当時は

まだ10名ほど
軍人さんが居ました。

また全国の
処遇困難患者と言われる

薬の効果が少なく
とても暴力的だったり

引きこもりが強くて
衣食住がままならない
方々を受け入れ

看取るまで
長期入院している
場所でした。

療養所として
長く暮らす場所なので

病院全体の行事が
たくさん用意されていて

春には
敷地内の
野球のグランド周囲に
植えられた桜を

病院の栄養&給食が作ってくれた
お弁当を食べながら
お花見をし

夏には
九十九里浜まで
病院のマイクロバスで行って

海の家を貸し切りにして
海水浴に行ったり

中庭に櫓を組んで
盆踊り大会をし
最後に
病院の屋上から
仕掛け花火をしたり

秋には
グラウンドで
各病棟対抗の
大運動会をして

その際の
仮装大会は

患者さんとスタッフで
1年かけて準備した
大がかりなものでした。

敷地内の作業所では
近隣住人や
他施設の人々を招待した
銀杏祭を開催し

バザーや屋台を出して
焼きそば・豚汁・おしるこ
フランクフルトを売ったり

冬は
クリスマスパーティで
職員が生バンドを演奏したり
カラオケ大会をしました。
‘٩꒰。•◡•。꒱۶’


現在は
独立行政法人となり

これらの行事は
予算の関係で
ほとんどなくなりました。
 

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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