卑弥呼の早期退職日記【643】

卑弥呼は
2020年の6月末で
39年間の
看護師生活を
早期退職して


シェアハウス
メゾンド卑弥呼を
10月にオープンしましたが



オープン時に
リフォーム工事が
遅れに遅れた為に


 

6部屋の全てが
予約で埋まっていたのに
4名が
キャンセルとなりました。



そのキャンセルとなった
高齢者たちは



今まで住んでいた
団地が
エレベーター無しの
4階や5階なので
住み続けられなかったり



アパートで
高齢を理由に
更新を断られたりで



シェアハウス
メゾンド卑弥呼に
入居するつもりの
高齢者ばかりだったので



以前の住居には戻れず
次の住処を見つけるにも
敷金礼金が必要で…



その費用が無いからこそ
敷金礼金なしの
シェアハウス
メゾンド卑弥呼を選択した
方々ばかりだったのです。



慌てて
高齢者の支援をしている
施設の方々と共に
新たな入居先を探し



ご迷惑をおかけしたお詫びに
グループホーム等に
入居の際に必要な
費用の一部を
4人に支払いました。



キャンセルせずに
残ってくれた2人は



本来なら
共有スペースである
母屋の和室に
ひとりが寝泊まりして


もうひとりは
卑弥呼の
居住スペースの
母屋2階の部屋で
寝泊まりして



リフォームが終わるまで
過ごして頂きました。

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