卑弥呼の早期退職日記【704】
2022/05/23
卑弥呼が2020年
6月末で早期退職して
立ち上げた
シェアハウス
メゾンド卑弥呼は
築43年の
ミサワホームが建てた
アパート付住宅の
アパート部分を
全面リフォームして
始めました。
当初は
卑弥呼が39年間
務めてきた
精神科病院に
長期入院している
患者さんを
受け入れる場所として
考えていました。
卑弥呼が勤めていた
精神科の病院は
もともとが
第二次世界大戦の際に
精神疾患を発症した
傷痍軍人の入院施設として
設立された所で
のちに国立病院となり
その後
独立行政法人となったので
一般的な
個人経営の
精神科の病院の様に
3か月以上の入院は
嫌がられて
退院を勧められる
なんて事も無く
卑弥呼が
看護学生で
担当していた患者さんも
まだ入院していたり
処遇困難患者と言われる
暴力や自傷が酷く
薬の効果が余り出ない
患者さんが
全国から集まって来ています。
そんな中でも
敷地面積が
東京ドーム5つ分もある
緑豊かな所なので
のんびりと
ゆっくりと
その人に合った
時間の流れを過ごし
回復して
単身生活も可能だと
判断されている
患者さんも居るのですが…
病院のデイサービスに
通える距離にある
アパートは
バブルの頃に
古い木造アパートの
ほとんどが建て替えられてしまい
それに伴って
家賃も上がって
精神疾患を持つ
長期入院患者さんは
99%が生活保護なので
アパート代金は
41000円までしか
支給されないので
それを超えたら
生活費の中からの
持ち出しとなるので
新築や築浅の物件は
借りられません。
それでなくても
精神疾患を持つと言うだけで
斜に構えられて
大家さんから
OKが出ない事が多々あり
卑弥呼も
39年間の看護師生活で
病院近くの
アパートが借りられた
受け持ち患者さんは
5人しかいませんでした。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
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