卑弥呼の早期退職日記【765】
2022/07/23
卑弥呼は
毎日
PCやスマホから
いろんな情報を得ています。
今日は
今までに誰もが絶対に
もちろん卑弥呼は
毎日
お世話になっているはずなのに
知らなかった情報だったので
ビックリしてお伝えしています。(笑)
カブトガニっていますよね。
恐竜時代には
今と同じ姿で
存在していたと言う
鋏角亜門の
カブトガニ目に属する
節足動物です。
このカブトガニの血液が
人類を救っていました。
゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・。
カブトガニの血液は
青い色をしています。
とは言っても
人間の血液と
リンパ液に相当する体液なので
血リンパと呼ばれる
ものなのですが…
1956年に
カブトガニの血液成分が
生菌、死菌を問わず
ある種のグラム陽性細菌と反応して
ゲル化することが発見され
さらに1964年に
細菌のエンドトキシンが
カブトガニの血液を
凝固させる成分であることが
突き止められました。
エンドトキシンとは
ある種の微生物の
細胞壁の成分で
直接微生物から分泌される
毒素ではないのですが
この成分に
免疫系が反応して
重篤な症状を
起こすことがあるため
毒(トキシン)とされています。
よって医療現場では
患者に投与する輸液や注射液など
様々なものが
この
エンドトキシンフリー
であることが求められ
今では
注射剤や医療器具等の
血中に入るものは
エンドトキシン試験を行うことが
不可欠となっています。
そのエンドトキシンフリーかどうかを
調べる試薬に
カブトガニの
青い血液が必要なんだそうです。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
ありがとうございます。