卑弥呼の早期退職日記【766】
2022/07/24
卑弥呼は
39年の看護師生活を
早期退職して
2020年の10月に
シェアハウス
メゾンド卑弥呼を
オープンさせました。
現在は
5つの部屋の内
2つの部屋に
入居者さんが居ます。
設立当初は
卑弥呼が早期退職した
精神科の病院に
長期入院している
次に行き場のない
患者さん達を
預かる計画でしたが
それでなくても
変化を嫌う
精神疾患を持つ
患者さんたちなので
たとえ顔見知りの(?)
卑弥呼が
経営している
シェアハウスとはいえ
重い腰の
患者さんやその家族を
プライマリーナースや
訪問看護師
ケースワーカーなどに
協力してもらって
その気にさせていたのに
コロナの影響は
不安を
更に増強して
“ やっぱり、病院に居た方が
安心だから… ”と言う
結果となってしまいました。
シェアハウス
メゾンド卑弥呼への入居を
一番心待ちにしていた
病気を発症する前
客船のコックさんだった
患者さんは
“ 卑弥呼さんに
美味しいものを作ってあげるからね。”と
言ってくれていたのですが(笑)
この人、本当に
長期入院患者さんなの ???
と思える程で
入院中に
家族と一緒に
旅行に行くからと
外泊し
それがなんと
海外旅行だった事もありました。
(お土産で発覚)
発病当初は
入退院を繰り返していて
その際に
卑弥呼が
プライマリーナースに
なった事があって
その後
長期入院患者さんとなってから
既に10年は
過ぎています。
キチっと
同じ時間に病棟を出て
病院内の
作業所に通い
毎日規則正しく生活し
作業所が休みの
土日祭日には
徒歩20分にある
イオンに買い物に出かけて
足腰が弱っている
患者さんから頼まれた
食品や雑誌を
代わりに購入してあげて
手数料代わりに
タバコを1箱もらうという
チャッカリした面も持った
患者さんでしたが
やはり
最後は家族がコロナの猛威に
心配を募らせて
入居には至りませんでした。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
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