卑弥呼の早期退職日記【795】
卑弥呼は
39年
ず~と同じ病院に
勤めていた看護師でした。
一番多い時で
600名を超す
入院患者さんがいる
もと国立病院で
病棟も
15種類あったので
3~5年ごとに
勤務移動して
最近できた触法病棟を除き
全ての病棟に勤務しました。
早期退職するまでの
14年間は
病院全体の中でも
異質な (笑)
依存症専門病棟に
勤務していました。
依存症と聞くと
薬物やアルコールが
ピンッと
来る方が多いと思いますが
その他にも
窃盗や痴漢行為
ストーカー行為など
やめようと決意しても
やめられない状態なので
行動制御能力が低下している
疾病状態で
治療対象なのです。
そのような状態に
主治医が開発した
条件反射制御法を用いて
治療してきました。
退院後の外来受診の際には
「仲間が退院祝いだと
薬を(覚醒剤)渡そうとしたけど
“俺はやめたから”と
突っ返してやった。」と
笑顔で報告してくれます。
毎年
年度末になると
看護師は
勤務交代希望のアンケートを
提出するのですが
卑弥呼は
この特殊極まりない
誰もが
“ 配属されるなら辞めます ”とか
配属されても
1年も経たぬうちに
病欠になったりして
移動願いが出たりする
勤務場所が
妙に気に入って(笑)
勤務交代希望のアンケートには
いつも
“ 定年まで
ずっとここで働きたいです。” と
書いていました。
なので
こんな稀有な職員は居ないので
14年間もの長きにわたり
早期退職するまでに
この病棟の師長が
5人交代したけれども
卑弥呼は
ず~と在職していました。
病棟の中は
看護師長がトップで
次に副師長が2名
あとは
卑弥呼の様なスタッフが
12~15名配属され
40名の依存症患者さんの
治療を行っていました。
最近では
転職してくる看護師の中に
この特殊な病棟に
勤務してみたいと
希望する方が出てきたので
長く勤務している卑弥呼が
依存症で入院して来る
愛すべき
困ったちゃんの事を
本にして
読んでもらっていました。
゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・。
卑弥呼が早期退職する直前
14年間勤めていた
依存症患者さんとの戦い((笑))を描いています。
なかなか知る事が出来ない
覚醒剤・大麻・アルコール
盗癖・ストーカーなどの
依存症と呼ばれる患者さんの世界を
覗いてみて下さい。
卑弥呼が早期退職する直前
14年間勤めていた
依存症患者さんとの戦い((笑))を描いています。
なかなか知る事が出来ない
覚醒剤・大麻・アルコール
盗癖・ストーカーなどの
依存症と呼ばれる患者さんの世界を
覗いてみて下さい。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
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