卑弥呼の早期退職日記【800】

2022/08/27


先日
もし身近な人に
「死にたい」と言われたら
あなたはどうしますか ?
と言う話を書きました。

https://saipon.jp/h/TODAY-himiko2020/1/post-29768/
卑弥呼の早期退職日記【798】



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そこでは
卑弥呼が
看護師時代に


担当していた
患者さんが
縊死してしまったと
書きました。


もちろん
それは本当の事なのですが


まだ
書かなかった事が
ありました。


思い出すと辛くて
書けなかったのです。


でも
荼毘に付された今
彼女のためにも
書き残そうと思っています。


彼女は
卑弥呼の子供と言っても
いい位に年齢が離れていて
( 実際に彼女のお母さんは
卑弥呼よりも若い。)


卑弥呼が
早期退職した病院の
患者さんでした。


職場での
セクハラとモラハラなどから
PTSDとなって


スイッチが入ると
男性でも手をつけられない程
暴れてしまったり


自傷行為や
希死念慮があって


何度か入退院を
繰り返していました。


その中で1回
卑弥呼が
担当看護師でした。


卑弥呼が早期退職後にも
再入院していて


その際には
離婚となった様で


行き場がなくなった彼女は
退院後に
施設に入寮した様なのですが


そこが
合わなかった様子で


何週間も
スタッフの動きを観察して


ここぞというタイミングで
用意周到に脱走して


入院中に知り合った仲間から
卑弥呼がシェアハウスを
設立したと聞き


頼ってきて
シェアハウス
メゾンド卑弥呼への
入居に至りました。


そして
卑弥呼と9か月
一緒に生活をしながら
バスで
作業所に通っていました。


卑弥呼の
この早期退職日記にも
時々登場していた


卑弥呼に
『 鬼滅の刃 』を教えてくれた
アニメとサッカーとゲームが
大好きな女性でした。


自傷行為や
希死念慮があったので


シェアハウスの
個室ではなく


母屋の共有スペースと
2階のお掃除と片付けを
手伝って欲しいから
という事にして


卑弥呼が住む
母屋の部屋に住んでもらい


卑弥呼が
コッソリと
夜中に部屋を覗いて
ちゃんと息をしているかと
生存確認をしていました。


そんな彼女でしたが
入居中は
夕飯を提供していたので


一緒にリビングで
テレビを観ながら
同じ物を食べ


お風呂も
母屋の
卑弥呼が使っている
浴室を使い


互いに
好きな香りの
入浴剤があったので
交互に使ったり


彼女が
毎日でも良いという程
大好きなカレーを


土日はカレー曜日と命名して
全国の
いろんなレトルトカレーを
取り寄せして


ふたりで
“ ん…これはイマイチ ” とか
“ これはリピ決定 ” とか
“ これは辛すぎるぅ ”などと評価して
楽しみました。


そんな中
通っていた作業所で
グループホームを
立ち上げるという事になって


交通費も
かからなくなるし


3食付いて
費用が
シェアハウス
メゾンド卑弥呼と
同じ位という事で


グループホームが出来てすぐ
引っ越していきました。


その後も
LINEの
やり取りは続けていて


先日の
卑弥呼の誕生日には
お祝いのLINEスタンプと共に


「 卑弥呼さんは人を信用しすぎるから
騙されないように気をつけてね。 」と
書いてありました。(笑)


卑弥呼と一緒に生活をしていた間は
多少の気持ちの波はあったものの


以前の様に
スイッチが入って
暴れるようなこともなかったし


引きこもって
部屋から出てこない
LINEも無視…なんて事はなく


毎日一緒に夕飯を食べて
テレビを観て


お風呂に入って
22時には寝るという
規則正しい生活をしていた
彼女だったのですが


グループホームに入居後は
不安定になって
夜中に外に
飛び出して行ったり


食事時間になっても
ホールに出て来ず
部屋に引きこもる事も多々あり


その日も
食事を食べに
出て来なかったのに


スタッフは
“ また、いつものふて寝 ”と
考えてしまったようです。が


精神疾患を持つ方を
診るスタッフは
いつもの事だからと
判断してはいけないのが
鉄則です。


まして
彼女には
自傷・希死念慮が
あるのですから。


卑弥呼が
勤務していた病院では
30分毎の巡視の際
必ず顔を確認していました。


布団を被って
引きこもっていたとしても


絶対に
布団を剥がして
顔を観ての確認です。


布団を剥がして
たとえ怒って
蹴りを入れられたとしてもです。
(苦笑)


彼女に
そうしてあげていたら
早期発見できて
助かっていたと思う卑弥呼です。


彼女の性格なら
もし
本気で死ぬつもりだったのなら


絶対に
計画的に行うはずで


事前に
部屋もきちんと整頓して


親姉妹や友人知人には
絶対に何か書き残す筈なので


今回の事は
本当は
死ぬつもりなんか
なかったけど


いつもの様に
生きてる実感を
味わうために
ちょっと
締めてるうちに…


発見してもらえず
逝ってしまったのだと思うと
無念です。






















 

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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