卑弥呼の早期退職日記【948】

2023/01/23



 

無料低額宿泊所って知ってますか ?


卑弥呼も
依存症治療専門病棟に
配属されるまでは
その存在を知らなかったのですが


よくテレビのニュースだったり
ドキュメンタリーで


“生活保護を食い物にしている”とか
貧困ビジネスと言われている施設の事です。


そこに住んでいた
アルコール依存症の
患者さんの話によると


生活保護受給者を
6畳の真ん中に
ベニヤ板の壁で仕切った
ひとり3畳程度の部屋に住まわせて


精神科や整形外科や耳鼻科や眼科
あらゆる科の病院を回って
1日を過ごさせているんだそうです。


生活保護費のほとんどは
部屋代と電気光熱費
その病院巡りの送迎費として引かれ
(医療費は生活保護はタダ)
手元には1万円程度しか残りません。


それなのに
生活保護の担当者が
その『むてい』と呼ぶ
無料低額宿泊所を紹介するのです。


精神科疾患を持っているというだけで
アパートを借りられず


グループホームは
いつ空きが出るかわからず


病院を退院しても
行き場が無いので
仕方が無いと言えばそれまでですが


生活保護の担当者が
貧困ビジネスに
加担してるようなものです。


もちろん真面目に
生活保護の方々の自立に
手を貸そうと頑張る施設もありますが


卑弥呼の知る限り
ひどい所の方が多いです。


先日
神戸で死者が出る火事があり
ひとり3畳の部屋で…と
報道されていました。


たぶんそこは
無料定額宿泊所だったと思います。


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22日未明、神戸市の集合住宅から火が出て
4人が遺体で見つかった火事で
死亡したのは86歳から77歳の
いずれも住人の男性と確認されました。
このほか、3人が意識不明の重体となっています。
警察によりますと
集合住宅の1階の南側が
激しく焼けているということで
警察と消防が現場検証を行って
出火原因を調べています。

この集合住宅には部屋が31あり
出火当時
中には30人ほどがいたとみられ

住人によりますと
部屋の多くは3畳一間で
1人暮らしの高齢男性が多く
1階は車いすを使っている人など
体が不自由な人が
多く入居していたということです。

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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