卑弥呼の早期退職日記【1119】

2023/09/13
 



7月15日に
永眠した伯父さんとは


年賀状のやり取りと
1~2年にいちど位
「 卑弥呼、生きてるか 」と
メールをもらい


その際に
やりとりをする位だったので


今まで
伯父さんがどんな人生を送り


どれだけの人に
迷惑をかけ


親戚中に
「 あんな奴 」と
言われるようになっていったのか
知る由もなく


2か所の圧迫骨折をし
医者から
退院後は単身生活はダメと言われ


たまたま
姪である卑弥呼が


シェアハウスを経営しているから
入居を希望して


たまたま
空室があったから
入居者となっただけなのに


葬儀の際に
親戚から


「あんな奴を引き取って・・・」
「あんな奴はほっとけばよかったのに」
「やっと縁を切ったのに
お前がまた引き戻した」などなど


散々の言われようで


誰一人として
認知症の伯父さんを看た
卑弥呼への
労いの言葉もなく・・・


シェアハウス入居の時に必要な
費用の支払いも出来ず
入居となり


シェアハウスの
入居者として契約したので


家事代行や
食費や
病院の付き添い費などが
発生する事になって


介護保険を使って
ヘルパーが行うと
時給2800円~のところ


卑弥呼は
時給1000円~で
引き受けて


毎日の洗濯・入浴介助
買い物代行
病院の付き添いなど


卑弥呼から
約100万近くの
持ち出しがありました。


伯父さんは
2ヶ月に1回の
年金だけが収入源で


生きてさえいれば
年金から
回収できたのですが
それも出来なくなりました。


今までの団地住まいの際にも
生活費が足りず
社会保障協議会に
たびたびお金補借りて


年金が支給されたら
返済しての
自転車操業状態の
生活をしていた様で


加齢黄斑変性症で
明暗しかわからない視力だったので


担当の
親切な民生委員さんが


本当はやってはいけない
病院への車の送迎をしてくれたり


買物代行をしてくれたり…
さんざん世話になったのに


その民生委員さんから
引っ越し後
卑弥呼あてに電話をくれた際には


「 伯父さんは
ありがとうも無ければ
ご苦労様も無いけど
頑張ってね。」と言われ


やはり
親戚中から
総スカンを食う性格は
変わらなかったようです。





 

つづく

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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