卑弥呼の早期退職日記【1412】

縁あって
卑弥呼が
保護司に任命され


先日、任命式と
講習(前期)に参加して


昨日は
講習(後期)に参加してきました。


10:00から16:0０まで
びっしりの
スケジュールで
濃～い内容でした。


卑弥呼は
看護師を退職する直前まで


依存症病棟と言う
特殊な病棟に
14年間配属されていて


覚醒剤・有機溶剤・アルコール
窃盗・痴漢・盗撮・ストーカーなどの


わかっちゃいるけど
やめられない病気の方々を
診ていたので


保護司の仕事は
間接的には知っていたけど


身内や身近な人の中に
警察や検察の人がいなかったので


刑事ドラマで聞きかじった
情報しか知らないので


いろいろと
聞いたことが無い単語が出てきて
なかなか
興味深かったです。


また
いままでは
保護司と言うのは


仮釈放中の
保護観察期間のサポート
➡本人が出て来てからが
仕事だと
考えていたのですが


仮釈放が決まったら
すぐ
本人が出てくる前から
スタートしていて


本人が居る
刑務所や少年院に出向いて
面会したり
手紙のやり取りをしたり


本人が住む場所の環境を調査したり
本人が希望している
引受人が妥当な人物なのか


引受人の協力や理解はどの位なのか
またその引受人の
周囲の者は
どう考えているのかも調査し


福祉サービスや
医療サービスが必要な場合は
その調整なども
行っていく様なのです。


ここに書くと
いゃぁ、こりゃ大変そう…と
思われるかもしれませんが


卑弥呼としては
あれれれ…
シェアハウス
メゾンド卑弥呼で
今までやってきた事


居住支援法人として
やってきた事と
だいぶ被る部分があるなぁ
という印象でした。


研修の最後には
先輩保護司さんからの
素敵な
生の声が聴くことが出来ました。


「みなさん、楽しんで保護司をしてください。
彼ら彼女らは
感謝の言葉を口に出すことが苦手ですから
そんなことは
最初っから期待しないで
自分の自己満足で仕事していいんです。

私は
29年保護司を続けて
153件の担当をしてきました。

うるさい・しつこいって
思われたっていいんです。

これだけ出来た・やったと自己満足して
楽しんでやってきたから
続いたんです。」


卑弥呼が
シェアハウスを設立した時の
お節介大家の精神と通じるものがあって
嬉しかったです。


なんでも

この精神が大好きです。