近づく政治と経済
2021/02/16
社会の利益と企業の利益の一致
この記事を読んでくれてありがとうございます。
皆さんはグラミン銀行をご存知ですか?
グラミン銀行とは、ムハマド・ユヌス氏が創設したバングラデシュに本部がある銀行で、『貧困の撲滅』という社会テーマに取り組んでいるマイクロファイナンス機関です。
『貧困の撲滅』というテーマは、社会貢献的な非営利活動で、本来は政治の領域が取り組んできた課題という印象が強いと思います。
しかし、グラミン銀行はマイクロファイナンスという手段で、それを収益の出る、持続性のあるビジネスに置き換えたのです。
その功績がたたえられ、ユヌス氏は、ノーベル平和賞も受賞しています。
また、GoogleyFacebookは、インターネットが使えない国の人々に、無料でWi-Fiを提供しようと投資をしています。これは、彼らにとってビジネスを拡大するための施策という側面もありますが、結果的にそういったITインフラが整備されていない国の人達に、計り知れない価値を生み出しています。
また、昨今では社会起業家の増加や、企業もSDGsに力を入れており、社会全体の利益(公益)と企業の利益が一致しないと、企業として成長できないという時代になりつつあります。
経済的な活動に「公益性」が求められるようになり、経済と政治の境界線がどんどん曖昧になってきています。
参考:未来に先回りする思考法
皆さんはグラミン銀行をご存知ですか?
グラミン銀行とは、ムハマド・ユヌス氏が創設したバングラデシュに本部がある銀行で、『貧困の撲滅』という社会テーマに取り組んでいるマイクロファイナンス機関です。
『貧困の撲滅』というテーマは、社会貢献的な非営利活動で、本来は政治の領域が取り組んできた課題という印象が強いと思います。
しかし、グラミン銀行はマイクロファイナンスという手段で、それを収益の出る、持続性のあるビジネスに置き換えたのです。
その功績がたたえられ、ユヌス氏は、ノーベル平和賞も受賞しています。
また、GoogleyFacebookは、インターネットが使えない国の人々に、無料でWi-Fiを提供しようと投資をしています。これは、彼らにとってビジネスを拡大するための施策という側面もありますが、結果的にそういったITインフラが整備されていない国の人達に、計り知れない価値を生み出しています。
また、昨今では社会起業家の増加や、企業もSDGsに力を入れており、社会全体の利益(公益)と企業の利益が一致しないと、企業として成長できないという時代になりつつあります。
経済的な活動に「公益性」が求められるようになり、経済と政治の境界線がどんどん曖昧になってきています。
参考:未来に先回りする思考法