無宗教者とインターネット

2021/02/23

無宗教者が増えている

この記事を読んでくれてありがとうございます。

皆さんは、何か特定の宗教を信仰していますか?
私は、祖父が強い仏教徒だったので、子どものころは朝晩祖父と仏壇で念仏を唱えるのが習慣だったこともあり、しいて言えば仏教徒です。とはいえ、かなり無宗教に近いですが。

日本の大半、特に若者は無宗教ですが、実は世界的には無宗教の方が少数派です。無宗教の人は世界の人口の15%程度だそうです。

しかし、今先進国では無宗教者の数が増えているそうです。それも1990年代の後半あたりから。

これは、「インターネットの普及と関係があるのでは」とも考えられています。

もともと宗教には、社会の中で報われない人達を前向きな気持ちにさせる「救い」としての役割がありました。そして、長く続く宗教の多くは、現世での利益と同様に、来世での利益も説いています。

しかし現在は、インターネットを使い、多くの情報を入手、比較することができるようになり、科学では説明がつかないものを信じることができないという人が増えてきているのです。

また、かつての奴隷や迫害が当たり前だった時代、封建的な時代と比べれば、現在は理不尽な社会ではなくなったのだと思います。報われない現実からの「避難所」のような宗教の役割を必要とする人々が減ってきているというのもあるでしょう。

資本主義社会が理不尽でないかと言われると、そんなことはありません。上位2割が8割の資本を独占し、その他の8割が残りの2割の資本を分け合っているというのが現実であり、そこには理不尽さもあります。

ただ、インターネットの普及、そしてAIなどの更なるテクノロジーの進化が進む中で、理不尽さに対いする「救い」を求める手段が、宗教ではなくなってきているというのが、世界でも広がりつつあるようです。

参考:未来に先回りする思考法
 
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