『素直』ってなんだろう?

2021/04/25

外向きの『素直』

この記事を読んでくれてありがとうございます。

『素直』と聞くと、
「もっと自分に素直になれ!!」といった使われ方を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

この時の『素直』とは、『客観的に自分の心を見て、自分の思い/考えをありのままに理解しよう』ということだと思います。
現に、国語辞典で『素直』を調べると、『ありのままで、飾り気のないさま。素朴。』と出てきます。

『素直』をこの意味だけでとらえてしまうと、
「自分の心に素直になって、やりたいことをやる!!」という考えが出てきます。
この考えが間違った方向に行くと、『自分たちだけが良ければ/楽しければ、それでいい!!』ということになってしまいます。

先日、ある焼き肉店で、アルバイトの大学生たちが、店で不衛生行為をしている動画がアップされ問題になったというニュースを見ました。
大学生たちの動機は、「ただ調子に乗って、悪ふざけだった」。投稿した理由は「重く受け止めていなかった。調子に乗って楽しかったから載せた」と説明しているそうです。

これは、「素直に自分の心にしたがって、楽しいからやりました。」と言っているようなものではないでしょうか。

松下幸之助氏は、素直な心を10か条にしています。
その中には、

◆素直な心というものは、私利私欲にとらわれることのない心、 
 私心にとらわれることのない心である
◆素直な心の内容の中には、万物万人いっさいを許しいれる
 広い寛容の心というものも含まれている
◆素直な心というものは、広い視野から物事を見、
 その道理を知ることのできる心である
◆素直な心というものは、すべてに対して学ぶ心で接し、
 そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さをもった心である


というものがあります。
これらは、自分以外の外に目を向けたうえでの『素直』のとらえ方でしょう。

自分の内側だけでなく、外側にも目を向けたうえで、
『素直』に自分の心の中を理解し、そのうえでどう行動するかを考える必要がありますね。

<参考文献> 素直な心になるために

 
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