本の紹介
2020/06/10
本の紹介です
お金の名著
こんにちは!
本日も本の紹介です、
バビロンの大富豪!
約100年前に書かれた世界的名著『バビロンの大富豪』(ジョージ・S・クレイソン著)がいまなお注目されているのは、時代が変わっても通用する金言に満ちているからです。その根幹をなす基本法則が、バビロン一の大富豪アルカドが説く「7つの極意」です。
これらを実践していけばお金持ちになれること請け合います。現代にもあてはまる金言です。是非読んでみてください。
お金持ちになりたければ、お金持ちが実践していることを聞き、自分も実践すること。
【黄金に愛される七つ道具】
1 収入の十分の一を貯蓄せよ
2 欲望に優先順位をつけよ
3 蓄えた金に働かせよ
4 危険や天敵から金を堅守せよ
5 より良きところに住め
6 今日から未来の生活に備えよ
7 自分こそを最大の資本にせよ
アルカドは次のように言っています。
収入の1割を自分に支払うことは、財を成すための第一歩にすぎません。より豊かな資産を築くには貯めたお金がさらに富を生み出す仕組みが必要となります。よろしいですか。大事なのは財布に入っているお金ではない。川の流れのように絶えず財布に注ぎこまれる“お金の流れ”を作ることなのです(『大富豪が教える成功法則』より)
たとえば1年間で100万円貯めて年利1%で運用しても1万円しか増えませんが、毎年100万円の貯蓄を10年間続ければ、1000万円が貯まります。そこから年利1%なら10万円、2%なら20万円と利息が増え、お金がお金を生む流れが作れます。
元手が少ないうちは、資産を増やすスピードを高めようとして、株のようにキャピタルゲイン(値上がり益)を狙う方が手っ取り早いかもしれませんが、そこにはどうしても資産を一気に減らしかねないリスクが付きまといます。元手が大きくなればなるほど、大きな額の損失になっていきます。これは【4】の財産を損失から守るためにも避けなければなりません。
一方、利息収入などによるインカムゲインは、資産を増やすスピードは見劣りするかもしれませんが、安定的な収入となります。まして川の流れのように“お金の流れ”を作り出して元金が増えれば増えるほど、インカムゲインは大きくなる。
お金持ちほど、目先のキャピタルゲインよりも、より安定的なインカムゲインを重視する真理はそこにあるといえるでしょう。
こんなことも本では言っています。バビロニアは奴隷の労働によって支えられている。壁も家も王宮も彼らの力なしでは建たない。「仕事」を通じて建物が建ち、水路が流れ、また、それらを管理する仕事が生まれる「仕事」は経済を回し、「営み」を築く、そのことに比べたら「お金」なんておまけだ。
お金持ちになってもほとんどの人が「仕事」をしています。「仕事」を生きがいとしている人が多いです。彼らは楽しんで仕事をしているのでしょうね。
【五つの黄金法則】
1 家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう
2 黄金に稼げる働き先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は賢明に働くことだろう
3 黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう
4 自分が理解していない商い、あるいは黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資をしてしまう持ち主からは、黄金は離れていくだろう5 非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり、己の未熟な経験を盲信したりする者からは、黄金は逃げることになるだろう
© 2020 □グスコー出版
© 2020 □文響社
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