【12の真空:】
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1 :地理
2 :業態
3 :品種
4 :品目
5 :品質
6 :価格
7 :時間
8 :提供方法
9 :客層
10:規制緩和
11:需要と供給
12:ビジネスサイクル
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1:地理的真空
・競合が少ないところに出店する
・アパレルのしまむらは田舎に出店し日本一になった
・大事なのは支持人口(商圏人口÷競合数)
2:業態的真空
業態=乗り物
・八百屋と本屋=業種が違う
・スーパーマーケットと八百屋=業態が違う
(規模、システム、坪数etc...)
・マクドナルド
・セブンイレブン
・オートバックス
・ニトリ
・スタジオアリス
これらは日本にはまだない業態を
アメリカから持ってきて大成功した企業。
3:品種的真空
アップルが品種的真空の
最も模範的な大成功例。
・マッキントッシュ=デザイン性、操作性
・iPad=タブレット
・iPhone=通信機器
・ABCマート=カジュアルシューズ特化の品種
・ユニクロ=カジュアルアパレルという品種
4:品目的真空
品種よりも細かい単位と分類。
品種を構成している個々の商品のこと。
コツは最も売れている品種のうち
その中の品目数を増やすこと。
マグロという品種が人気
→本マグロ、メバチ、キハダ(種類的な品目数)
大トロ、中トロ、背トロ(部位的な品目数)
5:品質的真空
4種類の品質要素:
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1:素材
2:サイズ・量
3:用途・機能
4・その他
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5−1:素材
・YKK=建具などを全てアルミに変えた
・ダンボールで作った子供のようの家を作った
5−2:サイズ・量
・ホームセンター=セメント、木材、釘、ホース
サイズと量を小さくして成功
・カレー屋ココイチ=ご飯の量を50グラム単位にして成功
5−3:用途・機能
・リフォーム会社=当時の常識だったキッチンや風呂
ではなく収納に力を入れて大成功
5ー4:その他
・形、色、デザイン、保存方法、
保管方法、加工、組み合わせについて考え直す。
・長方形のコタツ
・四角くてカッコイイ形の洗濯機
6:価格レンジ的真空
・喫茶店やファミレス=ランチが400円〜600円
↓
・ほっかほっか亭=ランチ弁当350円
7:時間的真空
3つの時間的真空の構成要素:
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1:提供タイミング
2:提供時間
3:単位
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7ー1:提供タイミング
・コンビニ=24時間営業
7ー2:提供時間
・マクドナルドや吉野家=ファスト(短時間)
7−3:単位
・レンタルビデオ=当日返却
・レンタカー=チョイ乗り(15分)
・マッサージ=5分のクイック肩揉み
8:提供方法的真空
『通販』
・ジャパネットたかたの通販
・アフラック、アリコの通販型保険
『提供』
・花キューピット=届け先に近い花屋さんに代行依頼
『IT』
・コモディティ商品(どんなメーカーでも大差のない手軽な商品)
をウェブ限定で大きく売った
『デリバリー』
・蕎麦屋の出前、ピザの宅配=高齢者に最沸騰
・大手スーパーやコンビニも宅配を開始
・訪問販売、訪問レッスンもここに入る
※コストにフォーカスすれば儲かる
『リース・レンタル』
・貸すを極めた商売形式
・金融業がこれで世界最強の商売になった
・スラウド型のシステムやソフトもここ
※消耗品は「売る型」耐久消費財は「貸す型」で儲けよう
『受け取り方法』
・クレジット、電子決済
・券売機
9:客層的真空
・男性→女性(パチンコ、ビジネスホテル)
・若者→熟年、高齢者(婚活、ゲームセンター)
・企業→個人(倉庫)
・日本人→外国人(賃貸物件の斡旋)
・店舗→事務所(オフィスの内装工事)
※現在の主要客層の真逆を狙うと良い
10:規制緩和的真空
・法律やルール改定をよくチャックしておく
11:需要と供給的真空
・高齢者や共働きの増加=デリバリーの再燃
※時流の変化を見逃さないようにする
12:ビジネスサイクル
・スピリチュアル=7年周期