株塾での学習の流れについてご説明いたします。
まず、株塾は中級~上級レベルの講座になりますので、相場先生の手法を全く学習されたことがないという方は、
まずは「2.学習するに当たり必要なもの」でご紹介した初心者向けの書籍や動画教材で
基礎知識を付けていただくことをお勧めいたします。
基礎知識を身に付けていただいた後は、いよいよ株塾での学習が本格的にスタートいたします。
相場先生がよくおっしゃることとして、「“分かること”と“できること”は異なる」ということがあります。
いくら知識を学習(インプット)しても、それを実戦でご自身で使いこなせるように練習(アウトプット)していかなければなりません。
学校の勉強などを思い出していただくと、授業で聞いたときはなんとなく“わかったつもり”になっていても、
実際のテストでは全然解けなかったという経験は誰しもあると思います。
ではテストで良い点数を取るためにはどうすれば良いでしょうか?
授業を復習して、演習問題を解くしかないですね。
過去問が入手できるなら、過去問まで解いて実際のテストの想定練習をしておけば更に安心です。
このように、しっかりと準備をしていた人と、授業を受けた後に何もせずに試験を受ける人と、
どちらが良い点数を取ることができるでしょうか?
答えは明白ですね。
株式トレードについても、全く同じことが言えます。
ある技を教わったときに、それをいきなり実際に本番で使おうとしても、思うようにいかないでしょう。
その技を本番で上手に使うためには、講義を繰り返し復習して、過去チャートなどで練習し、
少ない金額で実戦で使ってみて、上手くいくようになってから初めて本トレードで活用することができるようになります。
つまり、流れとしては、まず正しい知識をインプットをして、その知識をアウトプットする練習をしていくということになります。
相場先生の株塾勉強会や補講動画、基礎動画などで、正しい知識をインプットします。
動画は、できるだけ何度も繰り返し視聴するようにしましょう。
株塾に新しくご入塾いただいた方は、しばらくはまず知識のインプットに集中しましょう。
正しい知識を付けないままアウトプットの練習をしても、間違ったクセが定着してしまう可能性があります。
同じ動画でも、繰り返し視聴していると最初に見たときとは吸収の深さが違うことに気付かれるでしょう。
最初は分からなかったこと、分かったつもりになっていたことが、
何度も視聴しているうちに、「腑に落ちる」ようになってくると思います。
意識としては、チャートを見たときに「相場先生と同じ見方ができるようになる」
ということを目指していきましょう。
まとまった時間を確保するのが難しいという方は、移動中などの隙間時間を見つけて視聴していきましょう。
ある主婦の方は、家事をしながらBGM代わりに株塾勉強会の動画を聴くということをされていて、
それを毎日続けているうちに、気付いたら勝てるようになっていたそうです。
良いアウトプットをするためにも、まずはしっかりしたインプットが必要不可欠です。
知識をインプットした後は、アウトプットをしていきましょう。
アウトプットの場としては、練習と本番の2種類がありますが、
いきなり本番でやってしまうと、失敗したときに資金を減らしてしまうので、
まずは練習をして技術を磨いていく必要があります。
練習の方法は、大きく分けて「リーディング」と「ペイント練習」の2種類があります。
練習方法については、第5回で詳しくご説明いたしますので、そちらをご参照ください。
アウトプットをしていくと、途中で
「あれ、こういう時はどうすればいいんだっけ?」
「ここは本当は先生はこういうことを伝えたかったのかな?」
など、色々と疑問点や新たな気付きが出てくると思います。
そういった疑問点や気付きは非常に重要で、それを確認するために再度、先生の講義を視聴してインプットをしていきます。
そして、そのインプットし直した知識を、再度アウトプットして確かめていきます。
この、インプットとアウトプットを繰り返していくことにより、
徐々に知識が自分の骨身に定着していき、実際に本番で勝てる技術となっていくのです。
株塾で学習していただくと、正しい知識のインプットと、正しいアウトプットの方法の両方を
身に付けていただけますので、ぜひ安心して学習を進めていただければと思います。