【英語スクール集客】
〜無料試し読み〜

〜はじめに〜

こんにちは、おさちです。

この度は「無料試し読み」のページにお越しいただき本当にありがとうございます。


この試し読みは私の著書

「英語スクール集客:だからあなたのスクールには生徒が来ない」

から、あなたの地域で話題や噂になる『認知戦略』の部分を一部抜粋したものになります。


私も実際にこの戦略を駆使しながら、地域の小さな英会話スクールを月に最大「27件」の新規問い合わせを始め1年間で生徒数「40人」を倍の「80人」にすることができました。

ですので、この部分を読んでいただけるだけで「どのようにあなたのスクールを地域に認知させるか」の具体的な戦略がわかります。

ぜひ、楽しみながら読んで頂けると嬉しいです。

おさち

問い合わせを阻む「2つの壁」

さて、ここから本題に入ります。


まず、あなたのスクールを1人でも多くの人に、通塾してもらうために「いくつかの壁」を突破しなくてはいけません。

仮に「通塾」をゴールとすると、

第一の壁「認知」
第二の壁「教育」
第三の壁「販売」


と3つの突破すべき壁があります。

「認知」とは、あなたのスクールを知ってもらうこと。

「教育」とは、あなたのスクールに好感、そして必要性を持ってもらうこと。

「販売」とは、あなたのスクールにお金を払って通いたいと思ってもらうこと。

になるのですが、まずはスクールを運営する中でまずはお客様から「問い合わせ」をしてもらいたいですよね?

そこで今度は「問い合わせ」をゴールとすると、『認知』と『教育』の2つの壁を突破しないといけません。

で、今からより多くの人にあなたの英会話スクールを知ってもらうための戦略をこれからお伝えするのですが、そもそもこの『認知』を甘く見積もっている人がいます。

あなたはどうですか?

「スクールがあるだけでお客様に知ってもらえる」とか「SNSをしたら知ってもらえる」とか思ってないですか?

もしそうなら、それは「幻想」なので今すぐやめてください。

ましてや「HPを作ったら集まる、、、、」とか思ってたらもう、それは重症です。。。泣

どんなに良い商品を持っていても『認知』されないと意味がないのです。

この『認知』が集客においてかなり大切なので、次の章から詳しくお話しします。

「認知」されないと無意味


どんなに良い商品を持っていても『認知』されないと意味がありません。


例えば、「日本で一番高い山は?」と聞かれてすぐに「富士山!」と答えることが出来ますよね?

でも、「日本で2番目に高い山は?」と聞かれても答えれる人は圧倒的に少ないと思います。

「日本で2番」って普通に考えたら凄いのに全然知られていません。

ちなみに日本で2番目に高い山は山梨県にある「北岳(きただけ)」です。標高は3,193mです。

持っているものは凄いのに認知されていないだけで大きな差が出るのです。

これをあなたの塾やスクールに置き換えて考えてみてください。

あなたがどれだけ「私の英語プログラムは凄い!」と自信を持っていたとしても、それが「認知」されていないとお客様はあなたのスクールにまず行こうとしません。

そもそも候補にもなりません。

商品がどれだけ良くても、認知されないと集客にも売上にもマイナスなのです。

ただ、逆に認知されると、

「ああ、あそこにある○○だね」

と、スクールに通おうかと検討した時にあなたのスクールが「候補」になります。

そして、認知の良いところが、ママさんの女子会や飲み会などで「ポジティブな話題」になれば、追加の集客効果になるということです。

今回は話題に上がるための認知戦略もシェアしますので楽しみにしてください。

ここまでをまとめると、

「まずは認知されないとあなたスクールには生徒が来ないよ」

ということです。

じゃあ認知させるにはどうしたらいいの?

と感じたと思うので、次の章から「認知戦略」についてお話しします。

認知戦略(マインド編)


「認知」させることが大切だと感じて頂いたと思うので、次に「認知させるためにはどうしたらいいのか?」についてお話ししたいと思います。

まずは結論から言うと、

「ポジショニングを考える」

ということです。

ポジショニングとは専門用語になるので言い方を変えると、

『認知されるための見せ方を考える』

ということになります。

例えば、AとBの2つの英会話スクールがあったとします。

仮にAが普通の英会話スクールに対して、Bが「小学生専門の英会話スクール」という「小学生専門」と見せ方を変えてみました。

どうでしょうか?

もしあなたが小学生のお子様をお持ちであれば、「小学生専門」とあるだけで、AのスクールよりもBの方が少しでも興味を持ったりはしないでしょうか?

また、A(普通のスクール)とB(小学生専門)の英会話スクールについて近所の方と話している時に、

Aのスクールについて話題に上がっても「Aってどんなスクールなのかしら?」と説明も難しく、話題性もないのに対して、

Bの「小学生専門」という見せ方をしていると、「あの小学生専門のスクールね」などと説明しやすく、話題にも上がりやすいのです。

なので、ここで言いたいのが、

あなたのスクールの「見せ方(ポジショニング)」を考えただけで、集客にも話題性にもなる。

ということです。

また専門性があることで、人の頭にも記憶されやすいです。

例えば、病院を例にするとわかりやすいのですが、総合病院と耳鼻科があったときに、耳のトラブルなら間違いなく耳鼻科を最初に選ぶと思います。

「耳のトラブルならあそこの耳鼻科ね」

というように、いくら総合病院でも耳のトラブルを診てくれるとはいえ、最初に頭に浮かぶのが専門性をうたっている耳鼻科なのです。

耳鼻科という耳の専門ということで安心感も感じ、ファーストチョイスになるのかもしれません。

実際に耳鼻科に行く理由は人それぞれですが、それだけ、見せ方(ポジショニング)というのはあなたのスクール集客には重要な要素になります。

ここで質問ですが、

「あなたのスクールは’’認知させる見せ方’’をちゃんと考えていますか?」

ちょっと専門的に聞くと、

「あなたのスクールのポジショニングは何ですか?」

になります。

もし、

・○○に強いです!
・専門性は○○です!
・他にはない独自性は○○です!

など、ポジショニングが定まっていない場合、非常にもったいないことをしています。

なぜなら、その見せ方(ポジショニング)が出来れば、お客様に認知され、話題にもなり、覚えてもらいやすくなり言ってしまえば集客にも効果があるわけなので。

とはいうものの、

・ポジショニングが決まっていない、、
・ポジショニングの作り方がわからない、、

そんな人も多いと思います。

そこでこの試し読みを読んでくださっているあなたのスクールがポジショニングを定めて、スクールの認知が上がる様にお手伝いしたいと思います。

そこで次に、すぐに取り入れやすい

「ポジショニングテンプレート」

を「3つ」ご紹介したいと思います。

生徒が集まる
「ポジショニングテンプレート」


ここまでスクール集客にはまず「認知」が大切で、認知されるためには「見せ方(ポジショニング)」が大切だよ!とお話ししました。

ここでは具体的なポジショニングを作る「3つのテンプレート」を紹介したいと思います。

その要素を元にあなたのスクールのポジショニングをぜひ考えて作ってみてください。

そしてそのポジショニングを作って満足するのではなく、ぜひHPやSNSなどで発信するようにしてください。

では、まずそのテンプレートですが、


①専門性を決める
②NO1戦略
③唯一戦略


このどれかを使うようにしてください。

1つづつ説明します。

テンプレ①専門性を決める


まず1つ目は「専門性を決める」です。

これは先ほどの例にも少し出てきましたが
「○○専門」と専門性を打ち出すことです。

で、ここでのポイントは何でもかんでも専門性を打ち出したら良いということではなく、あなたが
「得意な分野」で専門性を打ち出すことが大事です。

もちろん英語スクールにおいては、リーディングもライティングもスピーキングもリスニングも全て出来ないと英語スクールを運営する資格はないと思います。

ただ、その中でもあなたの''得意な分野''というのはあると思います。

その得意分野を、例えば、「ライティング専門」や「スピーキング専門」という感じで打ち出せば、

例えば、今後IELTSや英検でライティング対策をしたい人なら「ライティング専門」と打ち出されると間違いなく興味を持ちますし、

「英語をもっと話せるようになりたい!」という人であれば英会話スクールと打ち出しているよりも

「スピーキング専門の英会話スクール」と打ち出している方が興味をそそられ「一度見てみたい、行ってみたい」と思うようになります。

また違う考え方で
「結果を出している分野で絞る」方法もあります。

例えば、英検合格者が多い場合は「英検専門」と打ち出してもいいですし、

英語の定期テストでの成績アップした生徒が多いなら「英語定期テスト専門」と打ち出しても面白いと思います。

また、
「専門性を狭める」というやり方もあります。

例えば、「小学生専門の英語塾」があるとします。

その専門性でも良いのですが、さらに専門性を出すために「小学生受験英語専門」「小学生スピーキング専門」といったように「専門×専門」のかけ算でポジショニングを考えるのもありです。

簡単におさらいですが、まず1つ目の「専門性を決める」では


・あなたの得意な分野
・あなたが結果を出している分野
・専門×専門のかけ算


この3つの軸で「○○専門」とポジショニングを考えてみてください。

私がサポートさせてもらっている英会話スクールでは「英語4技能専門」という打ち出し方をしています。

他にも参考として、今、英語学習法で話題の「クリル(CLIL)専門」や「イマージョン専門」

そして個人的に英語スクールで面白いと思う穴場が「スピーキング専門」ですかね?

とは言うものの、
「英会話スクールってスピーキング当たり前でしょ?」
と感じるかもしれません。

ただ、「専門性」のパワーってかなり強烈で「スピーキング専門」とあるだけでお客様からすると、

「すごく専門性があるのかな?」
「私でも上手く話せる様にしてくれるのかな?」

などと思わず感じてしまうからです。

ちなみに「専門性を打ち出す」なら気をつけて頂きたいことがあります。

それが、

「その専門性で他のライバルに負けないこと」
です。

例えば、あなたが「小学生専門の英語スクール」を運営しているとします。

そこでは、小学生の生徒さんの結果には特に力を入れるようにしてください。(もちろん全ての生徒さんに力を入れてもらいたいですが)

なぜなら、専門性で打ち出す場合に結果が出ないとネガティブな口コミになりやすいからです。

ただ、結果が出ると、ポジティブな口コミが広がるので「あそこの小学生専門のスクール、すごく実績があるみたいだよ」と、かなりの集客効果になります。

それを積み重ねれば、あなたの地域で、「○○なら、(あなたのスクール)だよね〜」とブランドにもなります。

なので、専門性を使ったポジショニングにする場合は特にその専門性の実績には、気を配るようにしてください。

とは言うものの、

「専門性を打ち出したら他の生徒さんが来ないのではないでしょうか?」

と不安になるかもしれません。

例えるなら、小学生専門の英会話スクールとしたら、中高生は来ないのではないか?という不安です。

この答えですが、ズバリ言うと中高生も来ます。

その理由は簡単で、


「人は良いところに集まる」

からです。

例えば、これは人気のラーメン屋さんがイメージしやすいのですが、あるラーメン屋さんの店前に行列が出来ているとします。

それを見るとあなたは、

「ここって美味しいんだね」
「ここって人気なんだね」

と勝手に感じると思います。

そして次の瞬間、あなたはその列に並んでいるかもしれません(笑)

では、この考えを英語スクールに置き換えて考えてみるとこうです。

説明しやすいように「小学生専門英語スクール」として解説しますね。

小学生専門英語スクールとして運営し小学生の実績をたくさん積み上げます。

そうすると

「あそこのスクール小学生の実績多いんだって」
と口コミが広がります。

そうすると、ある中学生の子を持つお客様があなたのHPに飛び、中学生のコースの存在を知る様にもなります。

小学生での実績が多いことを知っているそのお客様は

「小学生でもすごいなら中学生でも結果を出してくれるに違いない!」

となり、自然と中学生コースの問い合わせも来るようになるのです。

まさに列が出来ているラーメン屋さんを見ると、勝手に「そこのラーメン美味いんだね」と感じる心理と一緒です。

まあイメージするなら専門性で突き抜けると自然と他のコースの問い合わせも来る感じです。

ですので、
「専門性にしたら他のお客様は来ないのでは?」
という不安は抱えないでください。

むしろ、その専門性で突き抜けた実績を収めると自然と他の集客もできるようになります。

ただ、
「専門性がなかなか見つけられなくて、、」
と悩む人もいるかもしれません。

もし「専門性」が見つけれない場合は次の戦略で考えてみてください。

テンプレ②No1戦略


専門性を打ち出すことが難しい場合は、この「No1戦略」で考えてみるもの良いでしょう。

この「No1」みたいに「数字」を使うと人は強烈に印象に残ります。

そういう「数字」をうまく使って認知させる戦略です。

この「No1戦略」でやりがちなのが「No1英語塾」「No1英会話スクール」みたいなそのスクール自体がNo1だと言っちゃうことです。

もちろんあなたのプログラムやノウハウには自信があると思うので、そう考えてしまうのは悪いことではないのですが。。

ただ、「No1英語塾」だとすごく抽象的な表現になるのでお客様からすると良さをイメージできないんですね。

じゃあどうすればいいのか?と言うと、
『具体性』と『地域』を掛け合わせるいうことです。

例えば、「レッスン時間地域NO1」「英検合格数地域NO1」と言った感じです。

この「NO1戦略」はウソはダメなのでライバルとのリサーチが必要にはなりますが、この「具体性と地域」を掛け合わせることで専門性よりも高い認知度獲得になります。

では、「具体性」と「地域」それぞれについて深掘りしていきます。

まずは「具体性」に関してですが、「数字」でライバルに優っている部分はないかを考えていきます。

大きい枠としては

「生徒数」「生徒実績」「コンテンツ(プログラム)」
で考えていきます。

まず「生徒数」ですが、単純な母数で見ると大手スクールや塾に負けます。

ここでのポイントは
「細分化した部分で攻める」と言うことです。

専門的に言うと「ニッチで攻める」と言います。

そのニッチで攻めるときに特に使えるのが
「数」と「率」の考え方です。

具体的に言うと、生徒でも「小学生」に絞って「小学生の生徒数地域NO1」と打ち出すやり方。

「英語初心者」に絞って、「英語ビギナー率地域NO1」といったまずは細分化した部分で攻めて、最後は「〜〜数」や「〜〜率」で考えていきます。

他の「生徒実績」や「コンテンツ(プログラム)」も同様の考え方で作ることが出来ます。

例えば、「生徒実績」だと「英検合格数地域NO1」や「小学生の英検2級合格率地域NO1」の様な感じです。

「コンテンツ」だと「レッスン時間地域NO1」や「レッスンのスピーキング割合地域NO1」という打ち出し方があると思います。

ちなみにあなたのスクールの規模はわかりませんが、大手は「数」で有利なので、もし小規模のスクールであれば「率」で攻めると、大手に引けを取らないしお客様に覚えてもらいやすいポジショニングになります。

例えば、生徒数が100人いる大手スクールが英検合格者を20人出したとします。

一方であなたのスクールは生徒さんが10人だとする。でもその半分の5人が合格している。

その場合、「合格数」では負けますが、「合格率」だと、大手が「20%」に対して、あなたのスクールは「50%」ですよね?

合格率で見ると大手に圧倒的に勝っているのです。

なので、「英検合格率地域No1英会話スクール」としてそれをポジショニングにするわけです。

「それってズルくない?」

と感じる人もいるかもしれませんが「事実」なのは確かです。

「事実をどう伝えるか」も集客においてはかなり大切な要素になります。

ちなみに、

「どうライバルのリサーチをしてそのNo1を打ち出したらいいですか?」

とよく質問を頂きます。

こちらについても解説しますが、「地域No1」を取りたいので、まずはあなたの地域にある英会話スクールや英語塾のHPとSNSを片っ端から調べてください。

そこで打ち出している数字や率に勝てる要素があれば「No1戦略」は使えます。

ちゃんとそのNO1を証明する、ライバルのデータやあなたの実績はスクショするなり証拠として残してくださいね。

その証拠は、問い合わせが来て体験をしてくれた後の「セールス」で効果を発揮しますので。

さて、ここまで「具体性」についてお話ししたので、次に
『地域』についてお話しします。

「地域」はシンプルにあなたのスクールがある地域での勝負です。

結構、東京や大阪と大きいところで勝負したがる人がいるのですが(その想いは私はすごく好きですよ!)

まずは小さい地域でNo1を取った方があなたのスクールの売上は間違いなく上がります。

なぜなら、No1やそれに近い実績を取れたことで、他の地域でも認知が広がりやすいからです。

なので、まずは地域で人気になって、そこからFC(フランチャイズ)展開、、、ということも出来ますし、

同じ地域だけど、今よりも大きい場所に引越ししてより多くの生徒さんを抱えて売上はさらにアップ!という展開も良いかと思います。

ですので、まずはあなたの住む地域(○○市や○○町)でNo1になれる「具体性」を探してください。

では、ここで質問ですが、


「あなたの地域で、ライバルに負けないNo1は何ですか?」

この質問に対して、まずは「生徒数」「生徒実績」「コンテンツ(プログラム)」の大きい枠で考えてみて、それを「数」か「率」という角度から「No1」を見つけ出してください。

絶対に何かはあるはずです!

ちなみに、、、

なぜ「No1戦略」が良いのか?ってイメージ出来ますか?

この理由を先に説明するべきだったのですが、先にノウハウをお伝えしなきゃ!と思いこのタイミングになってしまいました。。

すいません。。

なぜ「No1戦略」が良いのか?ですが、これまでの話をちゃんと聞いてくれてる人なら

「認知されやすいから」

と出てくると思います。

もちろんそうなんですが、今回はその理由を「お客様目線」で解説させて頂きます。

もちろん今から言う答えが絶対ではないのですが


「お客様は安心したい生き物だから」

と言う理由です。

この要素はかなり大きいです。

まずお客様の消費者心理を考えると
「失敗をしたくない」という気持ちが前提としてあります。

例えば、子供を英会話スクールに入れようと検討している人なら「うちの子供をここのスクールに入れて大丈夫なのかしら?」

英語を学びたい個人の方であれば「ここに通って英語力伸びるのかな?」といった気持ちです。

その気持ちの背景には共通して「失敗したくない」と言う心理があります。

あなたも英語ではないにせよ、何かしらの商品を購入した時に似たような気持ちになったことはあると思います。

その「失敗したくない」心理を’’安心させる’’要員として「No1」と言うのがあるのです。

「ここは一番だし、失敗(の確率)はないか!」と言う感じです。

あと
お客様は「考えるのがしんどい生き物」でもあります。

基本的に、現代のお客様は忙しいので、他のライバルと検討したり、リサーチするという作業がめんどくさい人がある程度存在します。

そのめんどくさい人たちを狙う、、というわけではないですが、そういう人たちに共通するのが「考えるのがしんどい」です。

もちろんリサーチする人もリサーチ疲れに陥って、「考えるのがしんどい」という心理にもなります。

ただ、面白いのがそういう「考えるのがしんどい」と言う人にも
「失敗したくない」という心理はあるのです。

なんかわがままな心理かもしれませんが。。。

だからこそ「No1」とあると、「考えるのがしんどい」「失敗もない」という心理が合間って、「ここNo1だしここにしよっか!」と行動してくれるようになります。

なので、その「失敗したくない」心理を安心させる要素として「No1」と言うのはかなり大きいのです。

「失敗したくない」つまり「お客様を安心させる」ことが集客にとってとても大切な考え方になります。

こういう「失敗したくない」「お客様を安心させる」という観点を
『消費者心理学』ともいいます。

集客に関しては、この消費者心理を抑えた方が集客に効果を発揮しますので、ぜひ


「お客様は安心したい生き物である」
「お客様は購入を失敗したくない」


この2つは頭の片隅に入れてもらえると嬉しいです。

少し話が逸れてしまったので、もう一度「No1戦略」についてまとめると、その「No1戦略」の作り方は、


【ステップ1】
「生徒数」「生徒実績」「コンテンツ(プログラム)」の大きい枠で考えてみて、強みをいくつか探す。


【ステップ2】
それを「数」か「率」という角度からあなたのスクールがある地域のライバルと比較して「地域No1○○」を見つける。

です。

これであなたの「地域No1」が出来たと思います。

さて、ここまで「認知」させるために「見せ方(ポジショニング)を考えましょう!」ということで「専門性」と「No1戦略」についてお話ししました。

ただ、まだまだ難しい、、と感じる人のためにまた違ったポジショニングテンプレを次にお話ししますね。

テンプレ③唯一戦略


3つ目のポジショニング戦略はこちら「唯一戦略」です。

「唯一戦略」はその名の通り
「あなたのスクールにしかないものを打ち出す」ポジショニング戦略になります。

とは言うものの、

「同じ英語スクールだと、ライバルと比較して、唯一を探すのが難しいのでは?」

と感じるかもしれません。

でもご安心を。

今から言う「視点」からあなたのスクールの「唯一性」を見つけてください。

唯一戦略で使う「視点」は大きく2つです。


①他のライバルとの違い
②掛け算


この2つの視点で「唯一性」を探します。

まずは
「①他のライバルとの違い」ですが、これは単純に他のライバルと異なる部分を探します。

言い方を変えると
「独自性を探す」と言うところです。

例えば、あなたのスクールだけネイティブ講師だけが英語を教えているのであれば「地域唯一ネイティブのみの英会話スクール」と打ち出すことが出来るでしょう。

また、あなたのスクールだけ1対1レッスンをされているのであれば「地域唯一の個別英会話レッスン」と打ち出すことも出来るでしょう。

他にも入会金を取らないなら「地域唯一の入会金ゼロ」も良いですし、

レッスン数で圧倒したいなら「地域唯一の週5英会話レッスン」も面白いと思います。

意外に地域のライバルをリサーチすると


「あれ?この特徴、うちだけかも」

となることがあります。

そこをぜひ前面に押し出していきましょう。

次に
「②掛け算」です。

これは、何かと何かを組み合わせることで唯一性を生み出すことです。

例えば、英会話スクールだけどSTEAMも教えているなら、

「地域唯一のSTEAMも学べる英会話スクール」

と打ち出す方法です。

他にもプログラミングを学べるなら

「地域唯一の英語とプログラミングが学べる教室」

とするのも良いでしょう。

この「唯一性」のポイントとしては「No1戦略」同様に


「あなたのスクールの地域で考える」

ということです。

まずはあなたのスクールで唯一性を作り、それをポジショニングにして、HPやSNSで発信することで「認知」させていきます。

やはり「No1戦略」同様に


「この地域であなたのスクールにしか○○がない」

という「唯一性」はかなり人の記憶に残りやすいです。

よって話題性や集客にも良い影響を及ぼすはずです。

ぜひ、「唯一性」をポジショニング戦略で取り入れる場合は、


①他のライバルとの違い
②掛け算


の視点で考えてみてください。

ポジショニングテンプレまとめ


ここまでポジショニングテンプレを「3つ」ご紹介しました。

色々とテンプレの話だけでなく、消費者心理など、脱線してしまったので、ここで一度「まとめ」てみたいと思います。

もし、お客様に認知されたいなら、ぜひあなたのスクールの「ポジショニング」を一度考えてみてください。

このページだけでもどこかノートに書き留めてもらえると嬉しいです。


テンプレ①専門性を決める

考える上での「3つの軸」は

・あなたの得意な分野
・あなたが結果を出している分野
・専門×専門のかけ算

この3つの軸どれかを使って「○○専門」とポジショニングを考えてみてください。

例:
・英語4技能専門
・クリル(CLIL)専門
・イマージョン専門
・小学生専門など。


テンプレ②No1戦略

「No1戦略」の作り方は、

【ステップ1】
「生徒数」「生徒実績」「コンテンツ(プログラム)」の大きい枠で考えてみて、強みをいくつか探す。

【ステップ2】
それを「数」か「率」という角度からあなたのスクールがある地域のライバルと比較して「地域No1○○」を見つける。

例:
・レッスン時間地域NO1
・英検合格数地域NO1
・小学生の英検2級合格率地域NO1
・レッスン数地域NO1など。


テンプレ③唯一戦略

「唯一性」の作り方は

①他のライバルとの違い
②掛け算

の視点で考えて「地域唯一の○○」とする。

例:
・地域唯一のオンリーネイティブ英会話スクール
・地域唯一の個別英会話レッスン
・地域唯一の入会金ゼロ
・地域唯一の英語とプログラミングが学べる教室など。

この3つのテンプレートのどれかを使って、ぜひあなたのスクールの「ポジショニング」を作ってください。

そして、HPやSNSで作ったポジショニング、例えば、「レッスン時間地域NO1の○○英会話スクール」などとして、ぜひ発信を続けてください。

そうすればまずはあなたの地域で少しづつ認知が広がり、集客にも好影響を及ぼしますので。

悲しい現実


ポジショニングも決まり、認知度や集客にも好影響!とウキウキかもしれませんが、ここで悲しい現実です。

それが
ライバルの存在です。

確かに「認知」されると集客に好影響になるのですが、あなたの地域の英会話スクールは他にもあります。

そして、認知されただけで、「あなたのスクールに行く」と確定ではありません。

考えた結果結局、ライバルのスクールに行くかもしれません。

言うなれば、お客様の英会話スクール候補になっただけです。

とは言え、お客様に認知され候補になっただけでも一歩進んだことになります。

認知戦略に成功した後、次にあなたがすべきことは


「あなたのスクールに好感、そして必要性を持ってもらうこと。」

です。これを私は「教育フェーズ」と読んでいます。

ちなみに、


「英会話スクール集客の3つのフェーズ」

というのがあります。

最初が「認知フェーズ」で次に「教育フェーズ」そして最後が「販売フェーズ」です。

先ほどした「ポジショニング」の話は「認知フェーズ」の一部でした。(もっと認知フェーズの話がしたいですがそれはまた次の書籍にでもしますね。)

さて、今から「教育フェーズ」のお話をします。

「教育フェーズ」ではお客様に、


・あなたのスクールの好感度、信頼度を上げ
・あなたのスクールの必要性を感じてもらい
・実際に問い合わせしてもらう


ためにあります。

ここであなたに身につけてもらいたいのが、


「コピーライティングスキル」

です。

ちょっと専門用語を使ってしまったのでここは言い方を変えると、


「お客様を行動させるメッセージの伝え方」

を学んで頂きたいと言うことです。

発信するメッセージを変えて頂くと先ほどの様な

・あなたのスクールの好感度、信頼度を上げ
・あなたのスクールの必要性を感じてもらい
・実際に問い合わせしてもらう

ことが可能になります。

ちなみに「コピーライティング」は「文章で人を行動させるスキル」とされることが多いです。

ただ、このスキルは文章ではなく、
コミュニケーションにも応用することが可能です。

このコピーライティングを上手く使えば、


「生徒をやる気にさせ、結果を出してもらうスキル」

にもなるのです。

私はこのコピーライティングスキルをクライアントさんの集客に用いて実績に貢献しただけでなく、

自身が英語講師として指導する際に、生徒にもコピーライティングスキルを用いてやる気や自発性を促し、

・中2で英検2級合格
・高2でセンター英語190点
・英語赤点の子が定期テストで50点

などとなかなか良い実績に貢献しました。

そういう意味で英会話スクールを運営するあなたには、ぜひこの「コピーライティング」というスキルを身につけていただきたいと思っています。

そうすることで、


・スクール集客
・生徒実績


どちらにもかなりの効果がありますので。

どうでしょうか?
少しでもコピーライティングに興味を持ってもらえました?

では、次の章では、すぐに使える

「コピーライティングのテクニック」
をご紹介したいと思います。

・・・

「試し読み」はここまでになります。

私の著書「英語スクール集客:だからあなたのスクールには生徒が来ない」では、今回の認知戦略(ポジショニング)以外にも


・人を動かすコピーライティングの具体的な型
・令和版の集客の流れ


についても書いています。

もし、この「試し読み」を読んで、少しでもタメになった!と感じて頂けたなら、ぜひ私の著書でも様々な気づきを得れるはずですので、ぜひ手に取って読んで頂けると嬉しいです。

購入はこちらから(599円):
https://amzn.to/2KFtfpC

今回の「試し読み」があなたにとってプラスになると私としても嬉しいです^ ^

PS:
今だけ、僕の書籍『英語スクール集客』が
「無料」で読めます。
↓↓↓
https://bit.ly/3ERAGUQ


今後「おさちの公式LINE」にて集客コラムなどを配信しますので、引き続きおさちをよろしくお願いします!ご相談も遠慮なくどうぞ^ ^

おさち公式LINE:
https://lin.ee/2UJ1NvJ
 

おさちプロフィール

おさち【教育プロデューサー】

兵庫県出身。フィリピン人の母を持つハーフ。
英会話スクールやインターナショナルスクールなどの「英語スクール集客」の専門家。オンラインマーケティングやコピーライティングを得意とし、過去にWEBプロモーションにて最大1億円など、数千万規模の売上貢献を連発し、1万人集客イベント成功に貢献。自身のマーケティングノウハウを駆使し「英語教育を変えたい」想いで、地域の英会話スクール生徒数40人を1年で倍の「80人」にするなど、様々な英語スクールの集客に貢献している。

おさち【最近の活動】

日頃の発信のみならず、メディアなどにも出て、英語教育を変える仲間を集めたいと思います。

Tokyo FMにラジオ出演

パーソナリティーの方は、ミス・グランド・ジャパン運営代表の吉井さん。英語スクールの集客について話しました。

高校に公演授業

自身の活動に共感いただいた方からご縁をいただき、愛知県にある私立高校でマーケティングについて授業をさせてもらいました。
どの生徒さんも個性があって、これからが楽しみな方ばかりでした。