オンラインレッスンの良さって、単に「通わなくていい」っていう消極的な理由だけじゃないんです。いやいや、とんでもない。むしろ、「オンラインだからこそ可能になる」っていう、超積極的なメリットがゴロゴロ転がっているんですよ。
これは、実際に体験してみないと気づきにくい部分かもしれません。「画面越しでしょ?」という先入観が邪魔をして、その先に広がる豊かな可能性を見えなくしてしまっている。でも、大丈夫。今から私が、その先入観の壁をぶち壊してみせます。通学スタイルのレッスンでは絶対に真似できない、オンラインならではの「ズルい」とさえ思えるようなメリットの数々。知ってしまったら、もう「オンラインってどうなの?」なんて言えなくなっちゃうかもしれませんよ。覚悟はいいですか?
画面録画OK!先生の神プレイを何度でもリピート再生できる
対面レッスンの教室で、先生が「じゃあ、ちょっと弾いてみるね」って、お手本を見せてくれる瞬間、ありますよね。目の前で繰り広げられるプロの演奏。うわ、カッケー!指の動きすげえ!…って感動するのと同時に、こう思いませんでしたか?「え、待って、今のどうやったの!?速すぎて全然わかんなかったんだけど!」。
一回や二回なら「すみません、もう一回お願いします!」って言えるかもしれない。でも、三回、四回とお願いするのは、なんだか気が引けませんか?「こいつ、全然覚えられないな…」って思われてるんじゃないか、とか、余計な心配をしちゃったりして。結局、わからないまま「あ、はい、わかりました(わかってない)」なんて言ってしまって、家に帰ってから「あー、あの運指、どうなってたっけ…」と頭を抱える。これ、悲しいけどよくある話です。先生のデモ演奏は、儚く消えていく花火のようなもの。一期一会なんです。
しかし!オンラインレッスンなら、この悩みを180度ひっくり返せます。多くのオンラインレッスンでは、「レッスンの画面録画」が許可されているんです。これ、ヤバくないですか?つまり、先生の神業プレイも、丁寧に解説してくれる言葉も、ぜーんぶ動画として自分のパソコンに保存できちゃうわけです。
レッスンが終わった後、その動画を見返してみてください。先生の左手の運指がわからない?大丈夫、スロー再生で確認しましょう。右手のピッキングの角度が知りたい?一時停止して、じっくり観察すればいい。なんなら拡大だってできちゃいます。まるで、自分専用の、超高品質な教則ビデオが毎週手に入るようなものなんですよ。
これは復習の質を、革命的に向上させます。記憶だけに頼る必要はもうありません。わからない箇所は、わかるまで、文字通り100回でも1000回でもリピート再生できる。これほど強力な学習ツールが他にあるでしょうか?いや、ない。断言します。対面レッスンで一度きりのデモ演奏を目に焼き付けるのと、録画した映像を何度も何度も見返せるのとでは、上達のスピードに天と地ほどの差が生まれるのは当然のこと。この「録画機能」という一点だけでも、オンラインレッスンを選ぶ価値は十二分にあると、私は本気で思っています。
※録画OKかどうかは確認しておきましょう。
自宅だからリラックスできるし、機材セッティングの相談もできちゃう
ギター教室の、あの独特の雰囲気ってありますよね。ちょっと防音の効いた部屋、壁に貼られた有名ギタリストのポスター、ズラリと並んだアンプ…。あの空間に足を踏み入れただけで、なんだか緊張しちゃうって人、意外と多いんじゃないでしょうか。特に、私みたいな人見知りタイプにとっては、初対面の先生と二人きりの空間っていうだけで、もう心拍数が上がっちゃうわけです。
緊張すると、どうなるか。普段なら弾けるはずのフレーズでミスったり、頭が真っ白になって先生の話が全然入ってこなかったり。体もガチガチに固まってしまって、本来のパフォーマンスなんて到底発揮できません。これじゃあ、せっかくのレッスンも効果半減ですよね。
その点、オンラインレッスンは、あなたの家が教室です。ソファの上でも、ベッドの上でもいい。パジャマ姿だって、究極的にはOK(まあ、先生への礼儀はありますが笑)。自分が一番落ち着ける、リラックスできる空間でレッスンを受けられるんです。これって、精神衛生上、ものすごく大きなメリットだと思いませんか?リラックスしているからこそ、体もスムーズに動くし、先生のアドバイスも素直に吸収できる。上達において、「リラックスできる環境」がいかに重要か、多くの人は見過ごしがちですが、これは本当に、本当に大事なことなんです。
そして、もう一つ。自宅でレッスンを受けることの、とんでもなく実践的なメリットがあります。それは、「いつも使っている自分の機材」でレッスンを受けられるということです。教室のレンタルギターやアンプって、自分のものとは全然違いますよね。教室では良い音が出せたのに、家に帰って自分のアンプで弾いてみたら「あれ?なんか音が違う…」ってなる。これは当然です。
でもオンラインなら、いつも弾いている愛用のギターと、いつも使っているアンプで音が出せる。だからこそ、超具体的な相談ができるんです。「先生、私のこのアンプ、ツマミをどういじったら、あの曲みたいな音になりますかね?」「このエフェクターボードの繋ぎ方、これで合ってます?ノイズがひどいんですけど…」みたいな。先生は画面越しにあなたの機材を見て、的確なアドバイスをくれます。「じゃあ、アンプのMIDDLEをもう少し上げて、GAINを少し下げてみて」なんて、リアルタイムで音作りを一緒に試行錯誤できる。これ、通学レッスンじゃ絶対に不可能ですよね?ギター本体の練習だけじゃなく、音作りや機材の悩みまで解決できる。これこそ、自宅が教室になるオンラインレッスンならではの、最強の利点なんです。
マンツーマンだからこそ、人目を気にせずアホみたいな質問ができる
昔、私が学生時代に通っていたギター教室はグループレッスンでした。私を含めて生徒は3人。和気あいあいとして楽しかった面もあるんですが、一つだけ、すごく嫌なことがあったんです。それは、「質問しづらい」ってこと。
自分だけが理解できていない気がして、「こんな初歩的なことを聞いたら、他の二人に『え、まだそんなこともわからないの?』って思われるんじゃないか…」とか、「レッスン全体の流れを止めちゃうのが申し訳ないな…」とか、余計なことばかり考えてしまって、結局わからないことをわからないままにしてしまった経験が何度もあります。Fコードの押さえ方一つとっても、「人差し指の側面を使うんだよ」って言われても、自分の指がどうなっているのかわからなくて、でも周りはできてるっぽくて、聞けなくて…。ああ、思い出すだけでちょっと苦い気持ちになります。
でも、オンラインのマンツーマンレッスンなら、そんな悩みは一切無用です!そこは、先生とあなただけの、完全にプライベートな空間。他の誰の目も気にする必要はありません。だから、どんなに初歩的だと思われることでも、どんなに「アホらしいかな?」と思うような質問でも、全部さらけ出すことができるんです。
「すみません、Fコードで挫折してギターやめて、今回10年ぶりに再挑戦なんです!」みたいな、ちょっと恥ずかしい過去の告白だってできます。「この曲、全部弾けるんですけど、どうしてもこの1小節の、この1音だけがうまく鳴らせないんです!」みたいな、超マニアックでピンポイントな悩みも、心ゆくまで相談できます。「そもそもチューニングのやり方がいまいち自信ないです」「ピックの持ち方ってこれで合ってますか?」…なんでもOK!
むしろ、良い先生ほど、そういう「正直な悩み」や「素朴な疑問」を大歓迎してくれるはずです。だって、そこがあなたの本当の「つまずきポイント」だから。そこを解消してあげることこそが、レッスンの本質であり、先生の腕の見せ所なわけです。人目を気にして取り繕った姿を見せるよりも、自分の弱さを正直にさらけ出した方が、結果的に上達への一番の近道になります。誰にも邪魔されない一対一の空間だからこそ、本当の意味で自分と向き合い、ギターと向き合うことができる。これもまた、オンラインレッスンの大きな魅力の一つなんですよ。