人を操る文章術その1「あれこれ書くな」

2020/08/05

短い文章で相手の想像力を利用して、行動を導く

あなたがビジネスで、相手に何か頼みたいときや、行動してもらいたいときに使いたい文章の技術です。
 
書き方のポイントは「自分が何を伝えたいか」ではなく、
「この文章を読んだときに、相手にどんな行動をして欲しいか」
で考えてみてください。

そして、どのように書けば読み手が「それしてもいいかな?」とか「ぜひそうしたい」
と思うのか考える事です。

 
「残業を頼みたい」ではなく、なんと頼めば「俺じゃなきゃできない」と思うのか?
「企画を提案したい」ではなく、どんな企画なら相手が「この企画ならいけそうだ」と思うのか?
「お買い得だと伝えたい」ではなく、何を書けば今買わないと損だと思うのか?

ポイント

「伝わる文章」よりも
「したくなる文章」を書く
「あなたが思う絶世の美女」とは?とか、読み手は思わず自分だけの美女を想像してしまいますよね。
オムツ売り場のちょっとした壁に「今しか見れない姿」残しませんか?

書けば読み手は勝手に自分の可愛い子供のしぐさや顔を思い浮かべるでしょう。
そして、その我が子の初めてのドラマを数々を思い出し、それを写真を撮っている自分を想像します。

その結果、「オムツを買ってください」とも「カメラを買ってください」とも言ってない
ましてや、その商品の説明もされていない文章なのに、買い物のレジに、カメラとオムツが次々と入ってしまう。
ここにはたった1行の言葉しか書かれていません。なぜこの短い文章が人の心を動かすのでしょうか?

続きはまた明日にします。今日もお読みくださりありがとうございます。
 
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