災害もウイルスにも備える物流をしよう⑥

2021/01/01

「備える物流その4」
「物流をなくせ」②

戻りの物流(返品、廃却、設変など)

サプライチェーンの鳥観図で左から右に流れるのが動脈物流
逆に右から左に流れるのが、静脈物流(右図)

このサプライチェーンに数百数千の企業が関係している
それぞれ利害関係がある
しかも商慣習で「年間どれくらい購入したら、リベートいくら」と言う基準があるから、仕入れる
仕入れるから運ぶ
運ぶからつくる

この繰り返しで在庫も膨れ、物流が必要になった

もし仮にこのチェーンが1社だけのチェーンだったら、クラウドサーバーですべてのプロセスを管理する

必要なモノ以外は、つくらない、運ばない、仕入れない

これなら戻り物流はなくせる(静脈物流)

今や、IoTがBD(ビックデータ)をシュミレーションするSaaSもMaaSもある
出来ない事はない、仮想1社の供給プラットホームをつくれば、静脈物流はなくなる

静脈物流の最たる例が、食品、アパレル、雑誌関係
これらの物流でこれから人もスペースも余ってくる、この再活用が新規事業になる
 
物流をなくすことが最適備える物流になる