災害もウイルスにも備える物流をしよう⑩

2021/01/10

「備える物流その8」
「ノータッチ物流」③

触るから感染もする、事故も起きる

コロナの感染も、人人感染、人モノ感染、モノ人感染がある
触るから感染する
触る回数を減らすために、ユニットを活用する
このユニットや移動の機械(フォークなど)を操作するときは、手袋が常識

また重量物などのハンドリングの鉄則は
① 製品に触らない
② 吊り上げた下に入らない
③ 3Cm吊り上げたら離れる

そのために現場では「手カギ」というロープをひっかける道具を使う
これで直接製品に触る事で起きる事故を防止している

この場合も「手カギ」を消毒殺菌し、手袋をして持つようにする

トラック荷台に手積み、手降ろしが触る物流の代表的事例
10T車に200ケース1人で手積みしたら、2時間かかる
当然降ろす時も2時間
パレットに積載して、10枚のパレットをフォークで積卸する
これがユニットロード

このパレットの回収が自社ではできないので、日本パレットレンタルという団体が事業をしている(約300億の売上)

ホワイト物流政策で荷役は運賃とは別契約と言うのが政府の指導
それでもホワイト物流が進まないのは、過積載、長距離運送、大型車両の法規制緩和、などと一緒に進める必要がある

写真は