私達がなぜこのプロジェクトを立ち上げたかというと
それは、

みなさんが持っている可能性の限界値まで
到達して欲しい。
そして日本のスポーツのレベルを
もっともっと
なんとしてでも上げたい。
という信念があるからです。

 
その先の未来の為に
CHANGE AND CHALLENGE
近頃、アスリートの『パフォーマンスアップの為のトレーニング』という言葉をよく耳にするようになりました。一般のアスリート、ジュニアアスリートからトップアスリートまでがパフォーマンスを上げる為に日々トレーニングに励んでいると思います。


そのトレーニングは“本当”に身体に必要な動きですか?


有名アスリートが行っているからというだけで信じ切っていませんか?


流行りのトレーニングに右往左往していませんか?


パフォーマンスは“本当”に上がっていますか?






 
そもそも、パフォーマンスアップというのはどうゆうことなのでしょう?
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パフォーマンスアップという言葉はかなり抽象的な言葉です。。
なぜなら、パフォーマンスアップという言葉の中にはたくさんの意味が隠されているからです。
陸上であれば短距離のタイムがあがる。持久力がつく。
バスケットであれば、ディフェンスの横の動きが良くなった。シュート率が上がった。
サッカーであれば、シュートコントロールが良くなった。判断力の向上。
バレーボールであれば、アタックのスピードが速くなった。ボールに反応出来る幅が広くなった。
などなど。


怪我をしなくなった
も、結果的にパフォーマンスアップになります。
怪我が無くなると練習を休まなくてもいいし、無駄な時間を費やすことも無くなり、
練習に没頭できます
筋力アップをしてタイムが上がった。
しかし、調子が上がって来たなと思ったらまた痛みが出る。
怪我が絶えない。
これは本当に全く意味が無い!
上のグラフの様に練習やトレーニングを行って身体がいい感じになってきた。
ところが怪我をしてまた下降する。
怪我が治癒して練習やトレーニングを行って身体がいい感じになってきた。
いつになったら最高のパフォーマンスを発揮できるのでしょうか?
時間を無駄にしないで欲しいんです。
時間を無駄にしない方法は努力の方向を決して間違えないようにすることです。
努力の方向を間違えない様にするには、理にかなった方法を選択する事です
理にかなった方法とは、『人が動く為の物理の法則に則った動きをする』ことです
簡単に言えば
小さい力で
最大のパフォーマンスを
発揮する事
我々の使命は、ただトレーニングを指導するだけではありません。みなさんが努力の方向を間違えない様に導く事。
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スポーツには、必ず存在する
基本動作があります。
それは走るという動作です。
どの競技にも共通する走るという動作。
よく、陸上で長距離と短距離では走り方が違うと言いますが、基本人間が前に動くという事は両者共に変わりません。
陸上以外でも、バスケットでもサッカーでも走ります。バレーボールでも距離は短いですが走ります。
どの競技も基本の向上は必須です。走る事はあらゆる動作の基本になります。
なので我々はその走力を上げる事に着目をしました。
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もちろん走力を上げるトレーニングは我々の他にもたくさんあります。
走力を上げるには〇〇筋の筋力が大切!だから〇〇筋を鍛えよう!などよく見かけます。
はっきり言って走力を上げることはそんな単純で簡単なものではありません!!!!
人の心理的には、『誰でも簡単に走力アップ』や『これさえやってれば走りが速くなる』のような言葉に食いつきやすいでしょう。

食いつきやすいワードを並べ実践させ無駄な時間を費やす事はしません。

我々はあえて言います。

走力を上げることは
難しいです。
人は努力が嫌いです。
ですが、スポーツに努力は必須です。
難しいということを理解していただき、それに真剣に向き合い、繰り返し実践し、自分の物にする。
そして、
周りの人やチームと差を広げる
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走る動作に必要な要素。
その① RSSC(回旋系伸張反射)
その② 筋肉の連動
その③ 筋出力の強化
その④ 胸郭、腹圧を潰す
その➄ 脚力で走らない!!
その⑥ 上半身の使い方
その⑦ 綺麗に走ろうとしない

これらが、走る為に必要な最重要ポイントです。

では一項目づつ説明していきます。


『RSSC(回旋系伸張反射)について』
身体を動かす為には筋収縮が必要です。しかし、筋収縮には多くのエネルギーが必要です。
ここでRSSCの登場です。伸張反射は頭で考えて筋収縮を起こすのではなく筋肉が伸ばされたらその筋肉が収縮するということです。この収縮は筋肉が伸ばされた力を筋肉内にある『筋紡錘』といわれるセンサーが感受して起こる収縮です。筋収縮に使われるエネルギーはATP(アデノシン三リン酸)という物質なのですが、伸張反射で起こる収縮はこのATPの使用が非常に少ないと言われています。
なので持久系の競技はもちろんの事、瞬発系の競技にも必要です。走るという動作は同じ動作を同じように繰り返すという動作です。この動作を正確に起こす為にも筋の持久力というのはとても必要になります。

『筋肉の連動性について』
筋肉というのは一つの筋肉のだけでは絶対に収縮できません。協力筋や拮抗筋などが連鎖として活動します。例えば、腸腰筋もその一つ。『筋肉の連動性のごく一部』でしかありません。
腸腰筋が大切だから腸腰筋のトレーニングをしよう!なんて単純なものじゃないんです。
あくまで、全身の連動のなかの一部分です。

『筋出力の強化について』

『胸郭、腹圧を潰すについて』
世界のトップアスリート達の動きを分析すると、日本でごく一般的に言われている『きれいな姿勢』ではありません。胸郭、腹圧を潰すというのは姿勢とは崩しながら動くということです。

『脚力で走らないについて』
単純な話ですが、脚力に頼るから足のケガが多いんです。
人体構造の基本は、操り人形の様に足をつり上げるというイメージです。
足でけるという行為は上半身の重みを下半身で受け止めて動くということです。
毎回毎回上半身の重みを受けていたら下半身はすぐに悲鳴を上げてしまうでしょう。