わたコト　２

損して”得”取れということわざがあります。

意味は、
一時的には損をしても、
将来的に大きな利益になって返ってくるように考えよ
ということです。

このことわざが好きで、
いつも心に留めていましたが、
なんだかしっくりこないな。。。と思っていました。

やっと気づいたんですが、

得ではなく、徳なのではないかと！

なんとなんと！
調べてみたら、元々は徳だったようですよ。

 

だってなんか嫌じゃないですか？

損をしてでも、得をしてやる！って魂胆が。


私が思う”損して徳取れ”は

そんなに損じゃないんです。


「次の人の為に少しドアを押さえていてあげる」
「運転中に当たり前に道を譲ってあげる」
「家族や同僚が過ごしやすいようにしておく」
「落ちているゴミを拾う」
 

などなど、全然損じゃないんです。

むしろ、自分も誰かも得をする行為だと思いませんか？

私は清々しいし、
誰かも気分がいい。
もしくは気づかれないかもしれないけど、
きっと快適。

 

これって、小さな親切ですけど、

毎日いっぱいやればやるほど、

自分の幸福度が上がるという研究もあるそうです。

私はこれまでも、
人に親切にする事が好きでしていましたが、
この事実を知り、
私は更に親切をするようになりました。

すると確かに、

気持ちがいいんですよね。

 

しかし、注意点があります。

ちゃんと考えて親切をしなければいけません。


”小さな親切、大きなお世話”

などというコトバもありますから、
親切は適切にしなければ
逆に迷惑になってしまう事もあります。

”思いやり”が大事ですね。

また、
「やってやったのに」
という気持ちがあるようでは、
自分にも相手にも得にはなりません。


「親切にしてあげて、
　相手も喜んでくれたようで嬉しい。」

「親切にしたけど、気づいてないみたい。
　でもきっと快適だろう。
　良かった。」

「親切をしたけど仇で返された。
　勝手に親切だと思ってした自分が悪いので、
　反省して何がいけなかったのか、今後は気をつけよう。」

そう思うことが、

自分も周りも得をするコツになります。


 

”損して得取れ”

しっくりこないと申しましたが、
なんだかんだで、

結局得をする事は多いです。


いつも親切な人。
いい人。

という印象になると、

信頼が得られ、
困った時に助けてくれる人が増えます。

いつも助けてくれるから、
という理由で、協力してくれたりします。

自分の意見が通ることも増えます。

信用されて、情報も入りやすく、
上手く立ち回れたりします。

小さな親切が
やがて大きな徳となり、
結果、得があるのです。


あなたも、今から
周囲にさり気なく優しくしてみてください。

優しくされたいなら、なおさら。


mayumiでした！