ヤクザ
実践心理術

なぜ彼らの言いなりになってしまうのか

 「正しいのはワイで、間違うとんのはアンタ」
  …恐るべし、カモをドツボに追い込む❝ヤクザ流パフォーマンス❞。
  彼らは心理学のプロフェッショナルなのだ!
向谷匡史

 ヤクザは法治国家において反社会的存在とされるが、彼らを粗暴なアウトローと考えるのは間違えである。
実は、彼らこそ
言葉を武器とするパフォーマンスの天才たちなのである。

この本を読めば、ウラ技の実践心理学者になれる!

暴力の行使を一番恐れているのは、〇〇〇である。

我田引水のレトリックとは?

火のないところにイチャモンをつけ、煙を出させてシノギにする方法。

ヤクザの勝負所とは?


第1章/名コピーとレトリックで❝キメる❞ウラ・ビジネス作法

◆ウラ社会では名コピーで相手を追い込む
◆「劣勢」を「優勢」転じるすり替えの論理
◆頼むまでは下手。頼みをきいたら一気に追い込め
◆初っ端に怒鳴って目くらまし、次はすかさず❝スジ論❞へ
◆インネンの基本は、❝噛みつき❞、理屈なし
◆敵は本能寺にあり、なんでもありのウラ社会
◆合法的な取引は枝葉末節で勝負する
◆一発逆転を狙う捨て身の居直り術
◆「潔くケジメをつける」は、すべてをチャラにしろ、の意

第2章/第一印象で❝キメる❞ウラ・ビジネス作法

◆ウラ社会の人は、恐ろしく見られてナンボ
◆自分の顔を「他人の立場」で見てみよ
◆ナメられたら終わり、第一印象で勝負する
◆ウラ社会も、出世するなら自己演出が必要
◆金はなくてもあるように見えればよい
◆人脈もあるように見えればメシが食える
◆能あるヤクザは❝中流階級❞を演出する
◆抗議の基本は、声と姿勢で相手を追い込む
◆心が錦でも、ボロを着ていたのではダメ

第3章/相手を翻弄して❝キメる❞ウラ・ビジネス作法

◆ここ一番の❝掛け合い❞のときは、ベンツで乗りつける
◆交渉の舞台づくりのため、一流のボーイに顔を売る
◆交渉は無理難題から始め、小さな要請をスッと出す
◆ヤクザの交渉は、常に王手、飛車取りをめざす
◆イエス、ノーで答えられない質問で、相手を追い込む
◆「だろう?」の相槌の背後に潜むウラ心理術
◆ウラ社会の交渉は、あの手この手の「千手観音」
◆相手のペースを乱し、錯乱させる「言顔不一致」
◆「うん」といったあとに「やーめた」で相手を翻弄する
◆要注意!ウラ社会に社交辞令なし
◆ライバルを錯乱させる必殺のウワサ戦法
◆説得のキメ言葉は、「みなさん、納得してくれていますよ」
◆ウラ社会の人たちは、役者ぞろいの劇団御一行様
◆「錦の御旗」を掲げれば、恐喝も正義にすり変わる
◆腹を割ったように見せているのも、シノギのうち
◆交渉事では、もの言わぬ目が威力を発揮する
◆早口で迫力を出せば、タンカの文言はなんだっていいのだ
◆態度を豹変させて人間関係で主導権を握る
◆「恩人」と感謝させつつ脅迫する高等テクニック
◆ヤクザは相手の態度で本心を見抜く
◆相手がウラ社会の場合のヤクザの攻め口

第4章/究極の自己演出で❝キメる❞ウラ・ビジネス作法

◆ウラ社会は恐れがられつつ、実は人気稼業
◆夜の銀座をぐるっと一巡して、羽振りのよさをアピール
◆お店では、毎日通って少額より、月イチにしてドンと遣う
◆お金は❝生かして遣う❞のがウラ社会のプロ
◆ウラ社会では、❝伝説❞を纏えばメシが食える
◆いかにそこを知れなくするかが自己演出の基本
◆イメージは、他人のフンドシを活用せよ
◆ネバーギブアップの精神で、ヤクザの喧嘩は負け知らず
◆チンピラも大物気分で臨めば、力量以上の仕事をする

第5章/ウラ社会は究極の❝サービス業❞

◆ウラ社会は、なんでもありきの広告代理店
◆金のニオイを瞬時に嗅ぎ分けてこそ、ウラ社会のプロ
◆他人様のお金を活かして遣うウラ社会の高等テクニック
◆ボケとツッコミの二人三脚で、相手を翻弄
◆脅しにおいて脅しと思わせない、恐喝の究極ワザ
◆喰いついたら最後、とことん利用するのがウラ社会
◆ウラ社会は、依頼された時点でビジネスは成立
◆どう稼ごうが、誰から取ってもカネはカネ
◆依頼人を喰っちゃう「昨日の敵は今日の友」
◆表社会では許されるM&Aも、ウラ社会では大義名分が必要
◆誰に責任を持たせるかを常に考えて行動する
◆合法テクニックで債務者を恐怖のどん底に落とし、借金回収
◆頼まれもしないのに世話を焼いて商売にする
◆常にキャスティングボードを握って、相手の鼻ズラを引き回す
◆自己資本ゼロで金儲けするアイデアは、ウラ社会の独壇場
◆「ワイはええねん」と常に❝善意の第三者❞
◆真綿で首を絞めるように、じっくり殺す
◆ヤクザの話が針小棒大なのにはワケがある
◆ウラ社会ビジネスは旧態依然に見えて、実は情報戦争
◆やっかいごとは、いつもさりげなくやって来る
◆儲け話にはなんでも首を突っ込み、ヤバくなれば知らん顔
◆用心棒稼業も、店からリストラされない努力が必要
◆ウラ社会は、優しく見えても本質は肉食獣

第6章/表社会より人間らしいウラ社会の人々

◆ウラ社会では、出世すると名刺の肩書は短くなる
◆ウラ社会で、出世するヤツしないヤツ
◆無礼講を真に受けるお人好しは、ウラ社会にもいる
◆ウラ社会は言いわけを許さず。返事は「はい」の二文字
◆いざ抗争になったときの超ウラ技的保身術
◆役付けにさせたがる幹部、なりたがらない若い衆
◆ハネッ変え入りの若い衆には、❝器量❞を見せて懐柔する
◆悪徳商法の最高のカモはヤクザの親分とホステス
◆女が男から離れなくなる❝アンビバレンスの法則❞
◆❝武闘派❞としてしられる親分が意外に恐妻家
◆ウラ社会の思慮深い人間は、酒席ではビールと日本酒を敬遠する
◆利口でなれず、バカでなれず中途半端じゃなおなれず

書籍の解説というよりも、突っ込み!

なぜ、カモ扱いされてきたのか?
独自の経験談に基づき、苦い経験を振り返りながら筆を走らせてみようと思う。

 
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