日本の精神文化を世界にとどろかせた本!!
2020/06/08
kichinosukeのおすすめ名著
岡倉天心著「茶の本」
明治39年に英文で出版された超ロングセラー
第一章 人間性の一碗
第二章 茶の流派
第三章 道教と禅
第四章 茶室
第五章 芸術の鑑賞
第六章 花
第七章 真の茶人とは
CHAPTER2 THE SCHOOLS OF TEA
CHAPTER3 TAOIZM AND ZENNISM
CHAPTER4 THE TEA -ROOM
CHAPTER5 ART APPRECIATION
CHAPTER6 FLOWERS
CHAPTER7 TEA-MASTERS
第二章 茶の流派
第三章 道教と禅
第四章 茶室
第五章 芸術の鑑賞
第六章 花
第七章 真の茶人とは
THE BOOK OF TEA
CHAPTER1 THE CUP OF HUMANITYCHAPTER2 THE SCHOOLS OF TEA
CHAPTER3 TAOIZM AND ZENNISM
CHAPTER4 THE TEA -ROOM
CHAPTER5 ART APPRECIATION
CHAPTER6 FLOWERS
CHAPTER7 TEA-MASTERS
著者:岡倉天心
出版社:講談社学術文庫(英文収録)/淡交社他
出版社:講談社学術文庫(英文収録)/淡交社他
岡倉天心(1862〜1913)は、東京大学を卒業後、東京美術学校校長を経て、横山大観らと日本美術院を創立。しかし美術院の財政は厳しく、それらの苦難から逃げるかのごとく、渡米してボストン美術館東洋美術部長の職につきます。
ボストンでは美術館でコレクションの充実、カタログ作成をしつつ、講演活動や茶会を開いて日本文化を紹介しました。その時の講演の原稿が元になって出版されたのが、この本です。日本では大正時代に邦訳されて出版され、現在に至ります。
情報産業やメディアの発達により、
ますます世界中に存在する文化が画一的になり、
それぞれの独自性が失われていくのではないか
という懸念がつきまとう今日、
本書が我々日本人が守っていくべき
広い意味での文化的遺産とは何なのかを、
考える機会を再度与えてくれれば幸いである。(立木智子:訳者あとがきより)
日本の文化は感覚的で、体験や実践に基づくものですから、極意は言葉で伝えられないのかもしれません。ただ西欧化が進む時代に、新たな日本文化を見出して守ろうとした天心の気概が伝わってくるのです。
訳本も多数あり、超訳やマンガでの解説本も登場していますから、読んでいただきたい一冊です。
という懸念がつきまとう今日、
本書が我々日本人が守っていくべき
広い意味での文化的遺産とは何なのかを、
考える機会を再度与えてくれれば幸いである。(立木智子:訳者あとがきより)
日本の文化は感覚的で、体験や実践に基づくものですから、極意は言葉で伝えられないのかもしれません。ただ西欧化が進む時代に、新たな日本文化を見出して守ろうとした天心の気概が伝わってくるのです。
訳本も多数あり、超訳やマンガでの解説本も登場していますから、読んでいただきたい一冊です。