デザインの基礎を知りたい時に読む本

2020/06/24

おすすめの本
なるほどデザイン目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

なるほどデザイン
〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

著者:筒井 美希
単行本:272ページ
出版社:エムディエヌコーポレーション
ISBN-13::978-4844365174
発売日:2015/7/31
こんな人に読んでほしい
・これからデザインの仕事をする人
・デザインを勉強している人
・デザインを発注に携わる人
今日はWebデザインの勉強を始めるにあたっておすすめされた本をご紹介します。

一言にデザインといっても勉強すべき事は本当に多岐に渡ると思いますが、幅広い範囲の内容を非常にシンプルにまとめてあります。この一冊で企画から完成のプロセス文字・組・色・写真などのデザインの基本要素を学べます。
またデザインの基本的な知識を見開きでビジュアル化して具体例と共に説明してくれていますので、なぜこうするといいの?っていう疑問をパッと見て一瞬で理解させてくれます。もともと本を読むのが苦手な人にも苦なく読めるかと思います。見返す用にも手元に置いて置きたい本ですね。

ただし、基本的には紙媒体を中心にしたデザインの内容なのでアパレルやインテリア、プロダクトデザイン向けではないかな?またPhotoshopやIllustratorをこう使ったらこうなるよ~みたいな実践的な教本でもないです。もっと基礎知識的な内容を学ぶものとなってます。

それを踏まえた上でデザインのお仕事をしてみたい方やこれからされる方。あとは勉強中の方にはうって付けだと思います。またデザインはしないけど発注したりする人もこれを読めば発注の際にどのように伝えたらいいのかが分かるので求めているデザインが上がりやすくなると思いますよ。








 

内容を少しご紹介

Chapter 1 編集 ×デザイン

企画から完成までのを6つのステップに分けて流れを説明してくれます。その際に1つのお題から全く違う3つのデザインを紹介があり目的ごとにここまで変わるのか~と思わせてくれますよ。ただ直感的にデザインするのではなく、ちゃんと目的にそって作ることの大切さとそのプロセスが分かりやすかったです。

chapter 2 デザイナーの7つ道具

実際に筆者がデザインをするにあたって大事にしているものごとを道具に例えて説明してくれます。意外と当たり前のように見えて出来てないことが多く、チェックリストのようにこれらを繰り返すとぐっと質があがるようにかんじました。個人的にはダイジ度天秤が好きです。デザインにこだわっているとついついあれもこれも複雑化してしまって矛盾をきたしたりする事もあるので何が大事なのかを都度天秤にかけるのはいいですよね。分かりやすくて。

chapter 3 デザインの素

文字・組・色・写真など、デザインの素となる各要素の基本的な知識を説明してくれます。私はもともと文字を扱う事が少なかったので雑誌や広告はこうやって考えているんだな~としみじみ思いましたね~。一方、色や写真はバリバリ扱かってきましたがとても丁寧かつ本当に基本をきっちり説明してくれてます。正直、ちょっと浅いかな?って思う面もありますが逆に深掘りし過ぎて知識が偏るより全体を網羅できていいかもしれません。
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