おすすめの本 その2

2020/06/06

斉天大聖 孫悟空

前回東方見聞録を取り上げた際、大学のころテレビの「マルコ・ポーロの冒険」を見たように書いていますが、実際に見ていたのは高2のころで、その感動が忘れられず大学の図書館で「東方見聞録」を読んだのが本当のところです。
そのサイトは→https://saipon.jp/h/lovot1/post-6398/

さて西の代表が東方見聞録なら東は何だと思います?
そう、中国の『西遊記』です。皆さんご存じですよね。日本でも中国でも実写化されたものがリリースされていますし、アニメ等で見た人がいるかもしれません。

 
これも書店では買わず、大学の図書館でしっかり読みました。
最初に語られるのは、孫悟空の生い立ち。彼は石から生まれました。周辺の猿を従えて王となりますが、不老不死を得ようと仙人の修行を始めます。そこで師匠から孫悟空という名を授かり、さまざまな仙術を身に付けるのです。
その技で天界や竜宮を暴れまわり、不老不死の桃までガッツリ食べてしまい、天界の王を激怒させます。しかし天界の人より孫悟空のほうが強いので、どうにもならず菩薩でもかなわないので、最終的にお釈迦様に捕まって、五行山という山の下に押え込まれてしまいました。


ここからのちはみなさんご存じですよね。

悟空が五行山の下敷きになってから500年ののち、唐の都長安の僧・三蔵法師がお経をいただくために天竺へ旅立ちました。そして三蔵法師に助けられた悟空はそののち2人の仲間とともに天竺まで旅をすることに。。。。


タイトルの斉天大聖孫悟空(行者)というのはサルの仲間と遊びながら孫悟空みずから付けた称号つき名前です。この名前で最後まで行きます。

 
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