クラシック音楽を学んでみよう

はじめに
音楽とは、人を感動させる力を持っています。
そして、人の心を動かしてしまうとても不思議な力を持っています。
そんな音楽をあなたは学んでみませんか?
音楽を学ぶにあたって基礎知識は大事です。
何故ならば、スポーツもルールがあるように、音楽にも沢山のルールがあります。
ルールさえわかってしまえば音楽視野も広がりますし、より楽しく聞けると思います。
そのための基礎知識ですので、難しいと思った理論も、皆さんにわかりやすく書いていきたいと思うので是非ご覧ください。

基礎知識

基礎知識は、「ソルフェージュ」「楽典」「和声」「対位法」などいろいろありますが、
まずは楽典から学んでいきましょう。
楽典とは、「音の高さ」「音程」「音階」「コードの基本」「楽譜の読み方」などをやります。
今回はこの中から音の高さから学んでいきましょう。
音の高さを知ろう
 
 最初に、五線の基礎知識を学んでいきたいと思います。
その前に五線って何?と思った方もいると思いますので、そこから学んでいきましょう。

 
五線とは?
 
 文章を書く時、原稿用紙を使うように、音楽を表現(演奏)するときには、五線紙を使います。
五線の上に、丸いおたまじゃくし(つまり音符)を書き、その音符の位置で高さを表します。

五線を学んでいくにつれて̠̠̠加線や、小節線などを学んでいくことになりますが、それは次回お話ししたいと思います。
まずは、楽譜を読む基本となる五線からはじめます。
上図に示したように、線と線の間にある音のことを間の音、線の上にある音のことを線の音といいます。
線は一番下が第一線、一番上だと第五線になります。
間も同じで一番下が第一間、一番上が第五間になります。
この五線だけで11個の音を表現できます。