おすすめの本2⃣
2020/06/08
おすすめ名著
-最後の医者は桜を見上げて君を想う-
最後の医者は桜を見上げて君を想う
死神と呼ばれる医者・桐子のあだ名の所以は、彼の冷酷な余命宣告であった。「死」を受けいれさせ、残された日々の過ごし方を考えさせる。一方同じ病院の副院長・福原は、奇跡を信じ最後まで「生」をあきらめない医者だった。
対立する2人に対し、残された時間は迫ってきていた。
死を前にして2人は何を想うのか。
永久の課題ともいうべき、この問題にスポットライトを当
てた作品。
著者:二宮敦人
出版社:TOブックス
対立する2人に対し、残された時間は迫ってきていた。
死を前にして2人は何を想うのか。
永久の課題ともいうべき、この問題にスポットライトを当
てた作品。
著者:二宮敦人
出版社:TOブックス
この本は泣けます。
はじめに言っておきますね。(笑)
この本はあらすじにも書いたとおり、医者自身が自身の余命を知ったときに、どう感じるかというのを描いた本です。
将来医者を志すものとして、余命宣告の場面には幾度となく立ち会うと思います。
その時、果たしてその宣告は患者にとっていいものなのか、というのを僕なりに突き詰めて考えると、伝えない方がよいのではないかと葛藤に陥ってしまうだろうと思います。
まさしくこの本でも同じように冷酷であった桐子が、死に触れて変化していくというストーリーなのですが、そこでの葛藤が何とも人間臭みがあり、深く考えさせられます。
結論の出ない問題に対して、考えるのを放棄してしまうのではなく一生悩みぬくという姿勢に、感動を覚えました。
・・少し熱く語ってしまいましたね(笑)
気になった方はぜひ、買って読んでみてください。
はじめに言っておきますね。(笑)
この本はあらすじにも書いたとおり、医者自身が自身の余命を知ったときに、どう感じるかというのを描いた本です。
将来医者を志すものとして、余命宣告の場面には幾度となく立ち会うと思います。
その時、果たしてその宣告は患者にとっていいものなのか、というのを僕なりに突き詰めて考えると、伝えない方がよいのではないかと葛藤に陥ってしまうだろうと思います。
まさしくこの本でも同じように冷酷であった桐子が、死に触れて変化していくというストーリーなのですが、そこでの葛藤が何とも人間臭みがあり、深く考えさせられます。
結論の出ない問題に対して、考えるのを放棄してしまうのではなく一生悩みぬくという姿勢に、感動を覚えました。
・・少し熱く語ってしまいましたね(笑)
気になった方はぜひ、買って読んでみてください。