おすすめ本②『坂の上の雲』
2020/06/05
鈍足ねこのおすすめ本②
『坂の上の雲』①~⑧
『明治青年の青春』
こんにちわ鈍足ねこです♪
前回は『竜馬がゆく』を紹介しましたが
今回は『坂の上の雲』を紹介します
やはり著者は司馬遼太郎先生
文春文庫版で全8巻です
『坂の上の雲』の主人公は
四国・松山で生まれた3人の青年
明治時代の青年たちの群像劇と言った感じ
1人目は『秋山好古(よしふる)』。
日露戦争で世界最強と言われたロシア騎兵団を破り「日本騎兵の父」と言われる
2人目は『秋山真之(さねゆき)』
好古の実弟で日露戦争ではロシア・バルチック艦隊を撃破する作戦を立案
3人目は『正岡子規』
明治の文学史に大きな足跡を残した俳人で国語の教科書でもお馴染かな?真之の同級生
武士の世の中が終わってかつて下級武士だった家はますます困窮
そんな世の中に生まれた彼らは勉学で立身出世するしかなかった
秋山兄弟にしても紆余曲折があって軍人となる
簡単に言えば軍の学校がお給料もらいながら勉強できるから
日本か幕府が倒れて明治政府の元で近代国家の道を歩むのだが
ロシアの東進により北東アジアの政情が不安定の中
難しい舵取りをしなければならない
当時の青年たちは欧米列強に負けない様にそれぞれの道で正に必死で頑張る
その代表として彼らが描かれたのだと思う
NHKで同タイトルのドラマにもなったが
好古役の阿部寛さん、真之役の本木雅弘さん、子規役の香川照之さん
皆さんカッコよくて良いドラマでした
ネタバレしない程度に書きましたが
ご興味あれば是非読んでみて下さい
多分どこの図書館にもあると思いますよ♪