NMN

NMNとは①

NMNとは、ニコチンアミド・モノヌクレオチドという物質の略称です。ビタミンB3からつくられる物質で、私たちが身体の機能を保つのに必要なNADという物質に変換されます。老化すると、このNADという物質が各臓器で減少する一方で、NMNを体内でつくる能力も減少していくと判明しています。

NMNとは②

NMNという物質は人体の臓器を修復する上で重要なのに、これが加齢によって減少してしまいます。NMNはミトコンドリアを増やし、テロメアの短縮を抑制します。細胞やサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化することにより、身体の老化を防いだり、若いころの身体能力に戻したりする働きがあります。

NMNとは③

NMNの使い方はふた通りあると考えています。ひとつは、病気になったときに、多量のNMNを使って病気の症状を改善させる『治療薬』としての使い方です。もうひとつは、日常的にNMNを摂取することで、老化とともに自然と低下する身体機能を補正する、いわば『予防薬』としての使い方です

マウス実験①

1年間100mg/kg/日と300mg/kg/日の2つの用量を普通の健康なマウスに飲ませ続けました。マウスも人間と同様に老化すると体重が増えます。オスの場合は脂肪が増えます。NMNを溶かした水を飲んでいたグループは老化に伴う体重増加が少なかったのです。普通の水を飲んでいたマウスと比べると100mg/kg/日で4%、300mg/kg/日で9%の体重減少が見られました。70kgの男性だと、100mg/日で3kg弱、300mg/日で6kg以上痩せる計算になります。

マウス実験②

細胞の活性化レベルが戻りました。マウスでの結果を踏まえると、人間は50代後半から60代のあたりでNMNをつくる能力が落ちてくると予想されるので、その少し前から補充するのがよいかと思います。マウスも年を取ると代謝が落ちますが、11カ月齢のマウスと17カ月齢マウスの酸素消費量を比較すると、NMNを投与した17カ月齢のマウスは11カ月齢のマウスと比べて酸素消費量があまり変わらない。つまり、NMNを投与しているグループは6カ月若い状態になっていました。