【一連の会話の流れ】
村上師匠から木村に突然
「コンサル依頼」が来る...
日程の調整と木村から
師匠への質問をする...
師匠からの回答内容は以下...
 
ありがとうございます。
以下、回答します。

・なぜヘッドスパをされたいのか
(思い立った動機などを伺いたいです)

1)弟子のために標準化したい

弟子がサロンやマッサージ店、美容室が多いが
どうしても多店舗展開できず
2〜3店舗で終わってしまう

人を雇ってもうまくいかない

で、情報を売る市場に入るが
そもそも職人なので
そこまでうまくいかない

その理由を考えていたが
単純に、職人技であり受付げないことが
一番の理由だと思った

全身エステ(マッサージ)+トーク

は、普通の人にはノウハウを移行するのは難しい。

また腕やトークが良ければ
ホストのように施術者に客がつくので
独立してしまう

そのボトルネックを考えていたときに
だったら細分化して、もっと標準化すれば
アルバイトでもできるのではないかと思った

ヘッドスパなら多店舗展開できると思った

2年くらい前からこういうことを考えていたときに

2)「悟空のきもち」という世界一予約がとれないヘッドスパが
流行り始めて、ヘッドスパという市場を作った

https://goku-nokimochi.com/

見せ方がうまく、予約がとれなくて
LINEで今なら電話取れますよと言われて
すぐにアクセスしても全然とれない

しかし1回いったら
次は余裕で空きがある

そして対して腕が良いとも思えなかった

つまりここは希少性やイベント性を
売っているところであり
エステ業では無いと思ったが
市場を作ってくれたことは確か

そこで顧客の求める結果から逆算して
エステ市場だけでなく
発毛市場、睡眠市場を調べてみたら

エステ市場:1兆以上

ボディケア:510億
リフレクソロジー:512億
エステ:3491億
アロマ:2654億
その他(ヘッドスパ、自宅、アーユルヴェーダなど):数百億

・睡眠不眠市場:15兆円

・ヘアケア市場:4500億円
 毛髪業:1369億
 植毛:44億
 発毛・育毛剤:675億円
 ヘアケア剤:2320億円

市場規模も大きく
またこのあとやる予定の
美容整形の土台や練習にもなると思った
(店舗、チェーン展開)

3)細かい心理で言えば
自分が顧客でよく行くが良い所がない

4)自分を含めて客層や客の所得が高い人が多い市場

などもありますが
過去の体験から立地を含めた
空白地帯が多いので
いけるかなと思った。

あとは海外展開できるビジネスを
ずっと探しているので
ヘッドスパやヨガやアーユルヴェーダを
取り入れたらこれもいけると思った

5)エステ、脳、エネルギー、チャクラの
プロが周りに多いのでリソース的にも
面白いものが作れると思った

例えば、

来店したら20種類の得たい結果から
3枚だけカードを選んでもらって 

例:発毛、睡眠、リフトアップ、脳の活性化など

その施術をすると
他のカードを選びたいから
リピートもとりやすいかなと

王道は抑えつつ
色々とことをチャレンジしていきたい

6)リストマーケティングが弱い市場なので
コピーライターも動画クリエイターも多いので
同じ土俵で勝負したら勝てると思った

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・なぜフランチャイズシステムを取るのか
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これは特に理由はなく
ワークマンの本を読んで影響を受けているだけかもしれません。

ただ自分はオーナーとして動き
また労働集約型の弟子を楽させたいという動機もあるので
FCというよりも数店舗作ったら
バイアウトする方向で考えている

が、それもやりながらで
直営でも、FCでも、ボランタリーかもしれない

コロナで助成金もそうですが
商用賃貸に隙間ができているので
ここもタイミング的によいなと

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・どのような客層向けなのか
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リソースから逆算すると
高単価付加価値でお金に余裕がある層になるが

これだと絶対数が少ないのでまだ迷い中。

自分のゴールから逆算すると

・海外進出
・金持ち向け

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・どんな期間でどんな規模を目指すのか
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今考えているのは
1年で3店舗で
一度バイアウトを検討

ただ、木村さんの影響で
大きくやってみたい気持ちもある

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・倒したいライバルはいるのか
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まだライバルと呼べるほど
強い市場ができあがっていないが
あえて言うなら悟空のきもち

ただあのやり方で拡大して
大きくなるイメージがないので
別に倒したいとも真似したいとも思えない

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・スタート時の資金と人材は確定しているか
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ここは問題なしです。

よろしくお願いします!
木村の回答テキストは以下...
(zoomの動画は別途有り)
 
チェーン店舗化の意味:

チェーン=鎖

「ひとつひとつが全く同じ完全な形をした輪(店舗や売り場)
 が多数整然と繋がって一つ一つでは実現できない事を実現
 していくための店舗展開」

(1が10個集まって、20や100の力を発揮する為のシステム)

ーーーーーーーーーー
1:チェーンストア(レギュラーチェーン):
ーーーーーーーーーー

・店舗も本部もひとつの会社(ひとつの資本)
・11店舗以上を展開

ーーーーーーーーーー
2:ボランタリーチェーン
ーーーーーーーーーー

・本部、加盟店同士の全てが別会社

・本部は商品や材料の仕入れや係数計算 
 教育対策、店舗設計といった技術を持ち
 店舗の代わりに全てをこなす存在

・しかしそれらを命令ではなくサービスとして行い
 そこに強制力は発生しない

ーーーーーーーーーー
3:フランチャイズチェーン
ーーーーーーーーーー

・ボラタリティチェーンの強制力を行使できるバージョン
・独占禁止法の危険性あり
・アメリカでは飲食業と小売業で普及している

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4:コーペラティブチェーン
ーーーーーーーーーー

・協業組合形式
・小売業や食堂業が集まり人材や資金を出し合う

※これは考えなくてOK

チェーンの規模による名称の違い:

ーーーーーーーーーー
1:ローカルチェーン
ーーーーーーーーーー

・1つの地域に我が社が11店舗以上出店している状態
・まず目指すべきはこれ
・ひとつの商勢圏で11店舗の直営店を持つ
・それぞれの店で商圏を隣接させる

ーーーーーーーーーー
2:リージョナルチェーン
ーーーーーーーーーー

・ローカルチェーンを二つ以上持つチェーン

基本的に、チェーンストアを展開するのであれば
「大衆・実用品」が扱いやすい。

業種:
→主力商品ないし品種

業態類型(フォーマット):
→狙うTOPS(用途)とそれrに伴う価格帯

業態:
販売方法と経営形態

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ヘッドスパにおける「大衆・実用品」を
考える場合は・・・(ここがTPOS)
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用途と目的:

1:頭痛軽減(偏頭痛の専門店が日本にない)
2:育毛(ヘッドスパの元祖)
3:美容・リフトアップ(女性向けTPOSの元祖)
4:リラクゼーション

歴史に基づいたものか社会問題系(コロナ含め)
でTOPSを組み商品やサービスを整えるのが良いのでは?

ヘッドスパとは「緊張感」と「呼吸」で施術するので
「圧迫」を必要としない。

→これが頭痛軽減カテゴリに風穴を開ける気がしている
(ただし普及難易度は高い)

日本の場合(世界展開は別として)は人口は減少しているが
世帯数は一定なのでコンビニが流行った(おひとり様に便利)

ミレニアル世代や現代の女性は働き者なので住宅
(タマホームもCMをしている)や飲食も
ますます「おひとり様向け」が強化される

・空港
・カフェ
・漫画喫茶 etc…

どうせノウハウや技術を卸すのであれば日本中の
同じ用途や目的を持った間接的市場にハマる設計が
良いのでは?

※お金持ち向けを前提とするなら・・・

ダイヤモンドの巨大チェーンも存在するので
基本的な考え方は同じでいけるがつぐちゃんが
別で社長を採用するのであれば

「雇われた社長が持つ価値観」

で極力「大衆・実用的なTPOS」に近づけた方が良い

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つぐちゃんへのお弟子さんへ
(標準化ノウハウ完成前に)
今すぐアドバイスするのであれば・・・
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着目ポイントは以下:
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1:マニュアル化、標準化
2:仕入れ(人材確保や機械開発)
3:不動産
4:店舗でのプレゼンテーション
5:流通システム
6:広告
7:情報と人脈

※つぐちゃんがお弟子さんに共有しながら
 後々は加盟店や直営店で駆使するもの

==========
コロナ禍で必ずやるべきこと:
==========

1:銀行取引
2:事業計画
3:横繋がり(協力会)と経営発表会
4:損益分岐点の引き下げ
5:固定費×12ヶ月分のプール

※これさえやればまず潰れることはない

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実施すべき手順と優先準備:
==========

1:マネジメント体制
2:商品のチェンジ
3:提供方法のチェンジ
4:業態モデルのチェンジ

オムニチャネル体制:
ーーーーーーーーーー
1:お店
2:EC
3:情報
ーーーーーーーーーー

世の中は「オムニチャネル」へシフトしている
=お店、EC、情報を全てやること

=ワークマン女子
=選ぶという機能が優れている
=SNSで友達に評価してもらう
=選ぶための店なので在庫がない
=ナイキのニューヨークにある試着専門の店が手本

※木村も1店舗目で同じことをやろうとしている

情報販売のような「ただ情報を売りぬく」のではなく
情報によって顧客とエンゲージメントする概念に切り替えるのが現代的

・外部からのレビューシステム
・関連商品の提案システム

ショールーミングで成功している実例や
アマゾンのようなECで成功している実例(D2C も含む)
を徹底的に研究することで「アイデアではなく論理」に
概念が近づいていく

スリーウェイ体制:
ーーーーーーーーーー
1:ジムに来る
2:家でやる(ホームフィットネス)
3:アプリで実践する(ノウハウに課金)
ーーーーーーーーーー

ジムに来てする限りフィットネスジムは潰れる
=アメリカのペロトン
=シックスパッド(これだけで上場した)の会社が
 「全身版+アプリ」に入った

中国人がペロトンをパクった
=キープ

※コロナで発生した「ニューノーマル」では
 オムニとスリーウェイで勝利するのが早い

キーワード:
ーーーーーーーーーー
1:ホーム
2:リモートワーク
3:オフラインからオンライン
ーーーーーーーーーー

ユニクロは「セーター」「部屋着」が強いが
ZARAは「アウター」を今だに主としている

→この差がコロナ禍の実績を作った

※商品構成(TPOS)は「ホーム」
 を絶対に最低一部だけでも採用する

世界でダメになっているビジネス:
ーーーーーーーーーー
1:業種の崩壊(単一品種の〇〇屋)
2:固定客ビジネス
3:労働集約型
4:アナログ
ーーーーーーーーーー

=自分の商売が「〇〇屋」と呼べたら消滅する
=世界中で全滅中
=「〇〇の為の」(機能、目的、用途)を採用すべき

=勝手に固定客になるのはOK
=固定客を作る動きはNG
=競争がなければ固定客ビジネスでOK
=常に不特定多数が来ないといけない

※これにより証券会社、保険会社は消えた

=人間がいないとできない商売は全滅中
=設備、機会、データ、AIを使う
=資本集約性ビジネス(これが伸びている)

建設のカシマのコンテック
=全てスマホで報告
=従業員は直行直帰
=重機は機械が遠隔操作
(スキルがある人間を消す)
=全体の3割を機械がやっている

※美容室でも「ロボットによるマッサージ」が
 普及し始めていてコロナ禍で大活躍した

インドのアグリテックが機械化では世界一
=人工太陽

※優秀な人間がいないとできない仕事は全て消える

技術者が必要とわかっているけども
機械化や採用ができないから勝てない
=優秀な人材がいなければいけない仕組みなのに
 優秀な人を採用できないから最初から負けてる

アナログはやめてデジタルに移行すべし
=日経新聞でDXが出ない日はない

業態〇〇
=お客の暮らしに合わせたどんな商品を扱えばいいか?
=この商品の組み合わせを
=フォーマットと呼び
=商品の組み合わせによって「売り方」が変わる
=この売り方のことを「タイプオブオペレーションフォーセリング」と呼ぶ

290円のパスタなら立ち食いでOK
=2990円のパスタはいいソファーになる
(高級イタリアン、フレンチ)

金沢の「ホウショウテイ」
=TPOSをチェンジした旅館
=コロナで300%アップ
=県外からの客や海外の客から
=旅館から100km以内の人
=アニバーサリーのグループばかり
=旅費使わないから旅館費用にゴボッと
=これを「マイクロツーリズム」
=アメリカのホテルは「地元の人」が泊まる

潰れかけた醤油屋さん
=フンドウダイ
=色を変えただけ
=フランス料理に茶色の醤油は使えない
=フンドウダイは
=「無色透明の醤油」を開発した
=これだけで世界進出

※世界進出を前提にするのであればより深い研究が必須

悟空のきもちの例であったように
未成熟の市場なので「ロイヤリティ」に着目して
真空マーケットをガンガン新業態化で拡げるのが良さげ

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ロイヤリティとは?:
ーーーーーーーーーー

1:無→有
2:最低限の品質(70年前)
3:豊富さ(デパートの時代)
4:安さ(ちょっと前)
5:速さ(ファストフード)
6:気軽に自由に(コンビニ)
7:宅配、持ち帰り、カープサイドピックアップ、インターネット
8:決済方法

単純にまだ「数が少ない」状態なので上手くハマっている企業の
丸パクリを「別の地域」でやれば手っ取り早い。

※アパレルですらまだ「安い店」がまだまだロイヤリティ
(クローバルでは不足しまくっている)状態