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塗装業者の良し悪しが分からない。
見積りを依頼したら、必ず工事をしなきゃいけない。
塗替え時が分からない。

インターネットが普及した今の時代だからこそ注意!!

インターネットが普及した昨今ではパソコンだけでは無く携帯電話でも気軽に検索する事が出来る様になりました。昔は電話や直接来店しなければ得られなかった情報がインターネットを使えは気軽に手に入る便利な時代です。
塗装業者においても我々を含め多くの会社がホームページを作成し、集客力アップを狙っています。検索されるお客様から見ても、都度電話で確認等の面倒事が無く気軽に閲覧出来るため、一見上手な仕組みに見えます。
 しかし、塗装業者における非常に重要なトラップが隠れている事をお伝えします。塗装工事とは家電製品や食料品を購入する場合と異なり、商品が見えない状態で契約をしなければなりません。それ故お客様からの”信用”が大事な鍵となります。その”信用”を上手く演出しお金を取る”悪徳業者”が多い職種なのです。

 

人は他人から聞いた情報より自分で得た情報に信用を置く

先述した通りインターネットは非常に便利です。
しかし、その便利さとお客様の”塗装業者の良し悪しが分からない”という盲点を突き、法に触れないギリギリの範囲で仕事をする悪徳業者は多く存在します。
では、何故そんな事が起きてしまうのか?それは”人は他人から得た情報より自分で得た情報に信用を置く”という心理メカニズムが関係しています。例えば知人から評判を聞いた情報よりもインターネットを使い自分で得た情報に信用を置く、という事です。
悪徳業者はこの心理をうまく利用しています。ホームページで良い事を書いて”信用”を得る訳です。ここでのポイントは、良い事を書くとは言っても過度な表現では無いという所がポイントです。
過度な表現では逆に怪しみますよね?丁度よくお客様の心理を揺さぶる程度に”信用”を得られる仕掛けがしてあります。

よく見かける例ですと「丁寧な仕事が売り」「安心価格」「お客様の声」等があげられます。

そもそも塗装業における悪徳業者とは何なのか?

ここまで表記してきた悪徳業者とはいったい何なのか?についてご説明します。
それにはまず、塗装の作業について少し掘り下げてお話しなくてはなりません。塗装とは文字通り塗料を塗る作業になるのですが、作業内容は細分化されており工程が多いのものです。
ただ既存の外壁や屋根に塗料を塗れば良いという話では無く。その塗料が持つ性能を最大限に発揮させる為の下地処理が重要になってきます。その下地処理は外壁の現状により多岐に渡ります。
下地処理がしっかりしてこそ上塗り塗料の性能が引き出されると言っても過言ではありません。
当然、下地処理をきちんと行わなければ上塗り塗料の性能が発揮される事もありません。
しかしながら、下地処理を行わなずに上塗り塗料を塗っても綺麗に仕上がります。
ここが大きな問題点です。
工事を依頼するお客様から見ると
・作業工程を説明されても分からない ・丁寧さが伝わりにくい ・仕上がりは綺麗
という状況が生まれます。
終わり良ければ総て良しという言葉がありますが、塗装業においては全く逆です。
終わり良くても全ては不明.....正直、記事を書いている側も恐ろしい実態だと感じています。

この記事を読まれている貴方も「そんなオーバーな話...」とおっしゃるかも知れません。
気を付けてください、そう思う人ほど騙されます。
はっきり申し上げます。塗装業における悪徳業者とはあらゆる手段で手抜きをします。
何故そんな事をするのか?と思うかもしれません。逆の立場で考えて見てください、絶対にバレずに逮捕される事もく大金を手にする仕事が出来るとしたら、貴方ならどうしますか?
塗装業に限らず建設業全体において悪徳業者が根絶しない原因がそれです。
更に恐ろしいのは、その手抜きを見抜く術は同業者でない限りありません。
だからこそ、本当の意味での塗装業者に対する”信用”が大事になってきます。
 

失敗しない塗装業者選び

第1章 広告に踊らされない

我々塗装業者はあらゆる広告媒体を使って宣伝をしています。1番多い言葉としてやはり金額に直結する表現が多く使われている印象をうけます。
しかし、大事なのは工事金額ではなく工事内容や保証になります。その点についても明記されている広告かどうかしっかり確認するようにしましょう。
※こんな広告には騙されないように。
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第2章 塗りっぱなしが一番怖い

お客様が一番危機管理をしなくてはいけないのは、工事金額ではなく施工後の保証です。塗ったら塗りっぱなしが一番問題を招きます。
考えて見て下さい。相見積りまでとり安い業者を見つけて塗替えを行っても数年でボロが出る。どうでしょう?困りますよね?
そんな時は施工業者に責任を取って貰えばいいのでは?と言う声も聞こえてきそうですが「これは劣化だから責任は持てない」と言われたらどうでしょう?そんなに早く劣化するわけない!!と言おうが「この面は日当たり面だから劣化が早いんですよ」とか「この場所は冬場雪が溜まるから傷みやすいんですよ」なんて言われたら泣き寝入りするしかないのが現状です。
こういった問題が発生する原因として施工業者による手抜き工事等が考えられるため工事依頼をする時に施工内容の確認もしっかりしておきましょう。
もちろん建物自体が原因で早期に劣化が起こる場合もありますので保証内容が非常に大事になってきます。

 
施工内容はどうなっているか、確認しましょう。
施工完了後の保証も併せて確認しましょう。
施工前に劣化が著しい場所をきちんと把握しましょう。
施工保証がついているだけでは要注意です。きちんと内容を確認しましょう。
以上の点を必ず確認し、工事後のトラブルを防ぎましょう。

第3章 施工内容をキチンと把握する

塗装工事とは専門職である為、専門用語も多く一般的に理解が少ない業種と言えます。それ故専門用語で説明されても分からないどころか、専門用語じゃなくても分からない事が多く存在します。
「良く分からないけどちゃんとやってくれそう」なんて考えは非常に危険です。納得のいく理解が出来るまで質問し施工内容を確認しましょう。
「良くわかんないけど冷えるならいいや」で冷蔵庫を買ったりしませんよね?
「良くわかんないけど走るならいいや」で自動車を買ったりしませんよね?
塗装工事も一緒です。毎日住む家ですから納得いくまで確認しましょう。

施工内容を理解できるまで確認しましょう。
専門用語が出たら「それは何?」と聞く事です。
塗装業者の言いなりになってはいけない。
自宅の現状を把握する。(必要な工事を見極める)
以上が確認作業で重要な事になります。

建物の状態を把握する

ここまでの流れで塗装工事における大事なポイントをいくつか紹介していきました。
しかし、それでも不安要素はあります。それは”お客様自身が現状を把握する難しさ”です。
建物には専門知識が必要になります。それ故”理解の難しさ”がつきまといます。
また、建物は電化製品や自動車の様に不調を訴える事もありません。ですから、お客様自身で気付く現象が発生した時は”重症”な場合が多いです。
では、その問題をどの様に解決させるか?が問題なのですが、これが非常に難しい
弊社も相当頭を使いました。寝てても夢で仕事する位に考えた結果一つの答えに辿りつきました。
それは無料現状調査です。
とは言え、この業種です。「そんな旨い話が...」と思われる方も多いと思います。
しかし、どうしても悪徳業者からお客様を救いたい、その一心でたどり着いた答えです。

ネットの情報は気をつけろと書いた筆者が言うのは説得力に欠けますが、これだけは信じて下さい。絶対に売りません、お客様を守るためだけに動きます。
「お願い」と言われるまで絶対に売りません、見積すらしません。
純粋にお客様のご自宅の現状をお伝えする、ただそれだけです。
これによりお客様自身でしっかりと現状を把握し、納得の上満足ができる塗替え工事の目安になればそれで充分です。しつこいですがもう一度断言しておきます。
絶対に売りません。

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制作者紹介

有限会社 塗工房
管理営業部 部長
 
佐藤 央招 - サトウ ヒロアキ 
現場上がりの管理職者、実際に現場でいくつもの手抜き工事を見てきて経緯から悪徳業者撲滅を目指し奮闘中。
塗装業界のイメージを改善すべく尽力しています。