心洗われる思いで一気に読み終えた、稲盛和夫さんの著書『成功の要諦』のご紹介

2020/06/07


Miracle★Wonderland
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オンラインビジネス『売れるサイポン活用法』
『サイポンアドバイザー』たかはしかよこ
です。



今回は、以前、読んだ本のご紹介です。
稲盛和夫さんの著書『成功の要諦』です。



この本に出会ったのは、
今から約5年前のことです。
インターネットビジネスに取り組み始めたばかり、
なかなか成果を出せずに悶々としていた頃でした。



世の中の『成功者』と言われる人は、
いったい、どんな事を考えているのだろう。

そんな素朴な疑問を抱き、本書を手に取りました。
なにごとも、まずは『心を整える』ことが大切だと気付かされた本です。



  
   















 


    







  
 













  
  

 


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『成功の要諦 稲盛和夫』
成功する人は
成功すべくして
成功している
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本書の帯に記されたこの3行が
脳裏に焼きついたのを覚えています。

  

そして、『まえがき』の
致知出版社代表取締役社長 藤尾秀昭氏の言葉に
一瞬で、心釘付けになりました。



本書には、稲盛和夫さんの
五十五歳から八十一歳までの講演が採録されています。
時代や国柄を超えて、人生と経営してを成功に導く普遍の哲学が
年代ごとに深まっていくのが伝わってきたそうです。



本文にもあるとおり、
稲盛和夫さんは若い頃から安岡正篤師に私淑されていたとのこと。



その安岡師の名著『一日一言』の中でこのように説かれています。
『人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、
良き書を読み、ひそかに自ら省み、自ら修めることである。
人生は心がけと努力次第である」



そんな稲盛和夫さんの本書に記載された講話は、
折節に語られたものですが、一貫したものが流れているとのこと。
本書の一遍一編は、まさに稲盛流成功哲学の教科書、
本書を『成功の要諦』とする所以
です。
(まえがき 致知出版社代表取締役社長 藤尾秀昭氏の言葉より)
  
   

これだけで、グッと稲盛流成功哲学に一気に引き込まれていきました。




*





















 



本書は、全部で六つの講話で構成されています。
第一講 心と経営
第二講 なぜ経営者には哲学が必要なのか
第三講 安岡正篤師に学んだ経営の極意
第四講 人生の目的ー人は何のために生きるのか
第五講 心を高め、魂を磨く
第六講 運命を開く道

  
   
  
どの講話も、心に響く貴重なお話しばかりです。
その中でも、特に心に響いた言葉を綴ります。



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第五講 心を高め、魂を磨く より抜粋
会社を成功させて有名になったり、お金持ちになったり、
そんなことのために人生があるのではない。
人生を生きる意味とは、まさに自分の魂を磨くことにある。
死ぬときに、生まれたときに持ってきた魂より
少しでも美しい魂にして、新しい魂の旅立ちを迎えるためにある。
このことが人生を生きてきた価値なのではないか、
また目的ではないのかと気が付いたのです。




第六講 運命を開く道
冒頭文より抜粋:
経営破綻した日本航空の再建に取り組むために会長に就任。
二年八ヶ月で再上場を果たし、会長を退任した直後の講演より。
八十一歳を迎えた著者が、人生の節目で支えてくれた恩師、
友人との交流を振り返りながら、感謝の心を持ち、善きことを行なうよう
努めることの大切さ、またそのことが運命を好転させる事を説いています。


本文より抜粋:
先に申し上げたように、私は二十五、六歳のとき、
過去を振り返り、素晴らしい出会いがなければ、
今の私がなかったことに気づき、「感謝」の念が芽生えてきました。
そして、そのときから、世のため人のために尽くすために、
誰にも負けない努力を払い、人間として正しいことを貫き、
試練に耐え抜き、ときに心静かに反省を繰り返してきました。

多くの方との出会いがあり、
その厚意と善意に満ちたアドバイスがあることに気づき、
不平不満を言うよりは、「感謝」をしようと思い始めてから、
またその感謝の思いをもとに、日々少しでも善きことに努めていくことで、
私の人生が大きくなる好転していったのです。





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心にジ〜ンと響き渡り心底から嬉しくなりました。
なぜなら、生まれ育った実家のお寺で僧侶の父から、
厳しく叩き込まれた仏道の教えのとおりでした。



「感謝の心を忘れずに」
「人様とのご縁を大切に」
今まで、目には見えない精神世界で生きてきました。
私が僧侶の父に教えられてやってきたことは
間違ってなかったんだ。そう確信した瞬間でした。




 
人生を切り開くキッカケとなった沖縄の地に
お返しするために移住し、約十数年が経ちました。
やはり、私は、いま人生をふりかえり、
これまで幾多の困難を乗り越えて無事にやってこれたのは、
沢山の方が支えてくれたお陰だと感謝の念が絶えません。
裏切り裏切られ、理不尽なことも沢山ありました。
そんな経験から学んだ事が数えきれません。




この先も、日々、感謝の心で、
一人でも多くの方のお役に立てるよう
精進させていただきたいと思っています。
改めて、稲盛和夫さんの著書を読み返して、
また新たな気づきがありました。



稲盛和夫さんの言葉にはトゲがありません。
始終どんな時も謙虚な語り口です。
人間というのはロクでもない妄念を抱くもの。
そんな稲盛和夫さんも、妄念だらけの人間だと仰っています。
それを自分で戒めながら正しい方向へと自分を向けていく
毎日を送っているそうです。


どんな時も『心を整える』ことが大切ですね。
日々、謙虚に心がけたいと心に思いました。
ぜひ、一度手に取ってほしい一冊です。




  
   
今回は、稲森和夫さんの著書のご紹介をさせていただきました。
人としてとても大切な『心』のお話をお届けいたしました。
長々とお読みいただきまして心から感謝いたします。
ありがとうございます。  

  
  


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たかはしかよこでした。