使える脳の鍛え方

2020/06/06

おすすめビジネス書
おすすめの2冊目です

 

使える脳の鍛え方
 
-成功する学習の科学-
 

著者:ヘンリー・ローディガー マーク・マクダニエル
     ピーター・ブラウン 著         依田 卓巳 訳

普段みなさんはどうやって学習していますか。

覚えたいところを頭に入るまで何度何度も読む。
大事だと思うところに線を引く。

答えを覚えるまで短期集中で反復練習をする。
自分で工夫して楽に学べるようにする。

ずっとおこなってきた
学習法が実は誤っていると知ったら非常に驚きますよね。

この本では、学びに関する常識が次々と覆されていきます。

著者や携わった人たちによると、最も効果的な学習法は人間の直感に反するといいます。

例えば、「テキストの再読と集中練習はきわめて非効率」
「学習はつらいほうが深く定着しやすい」と。

単純に本当かなと思いますが、これらはいずれも著者らが多くの「学びの達人」たちを数多く分析した結果であり、科学的な根拠を持つものでもあり、そして誰にでもノーコストで実践できるところが信じるに値するものだと強く思います。


 

一言でいうと

この本は
学びかたを学ぶ
本だと思います

学習方法と脳の育て方について解説されていますので、

たくさん勉強するんだけれど、なぜかイマイチ結果がでない
効率よく学習する事でもっと人生を楽にしたい

こういった人におすすめです。

従来の学習方法は間違っている。
科学的に効率の良い学習方法はすでに確立されていて、脳に負荷を与えることでより多くの知識を学ぶことが可能で、応用力も付けることが出来る。

その方法とは、
まとめてみると

 
想起学習

思い出すこと。 知識は思い出したときに脳に書き込まれます。
「忘れる前に復習する」ではなく、「忘れたころに復習する」これがポイント。

脳は、労力を使わないで覚えてられる情報は必要ない情報だと判断してしまいます。
「思い出す」という労力を使った作業は脳が「必要な情報だ」と判断し記憶する。

 
交互学習

従来は1つの事を集中的に学びます。
しかし科学的にこの方法は間違っているとされていて、複数のジャンルを交互に勉強する方が記憶の定着を促してくれるし、応用力も鍛えられる。

異なるジャンルを交互に勉強することでそれぞれの「共通項」を学ぶ事が出来る。
共通の要素を発見する事で、他の勉強をする際にもそれを活かすことができ、当然基礎を知れば知識への理解はより深まる。

つまり一見効率が悪そうな交互学習は、実は効果が高いということです。

 
知っているつもりを防ぐ

「能力不足の人は能力不足に気づけない」

この言葉の真意は、
知らないことと知っていることを自覚せよ。
ということではないでしょうか。

何がわからないのかわからなければ、何を勉強すればいいのかもわからない、
からですね。


 
学びはつらいほうが深く定着しやすい

とこの本では説いています。

これはどんな学びにも共通するそうです。

「つらい」は無理をして苦しみながら学べと言うわけではなく
「脳に負荷をかけながら学ぶ」ということです。

具体的には、
教科書を読んだあと、少し時間をおいて、その内容をどれだけ自分が理解しているかを自分でクイズをつくって解いてみる。

クイズを解くことで脳にも精神にもストレスがかかるが、自分が理解していることと理解していないことを区別できる。
これにより「習得したと錯覚すること」はなくなります。

このような繰り返しで、長く定着する正しい学びを得られるようです。
テストは強力な学習ツールになる

テストが好きな人は・・・少数派でしょう。

多くの人は、テストは学力を計るツールの一つだと思い、自分の数値が低いのを恐れます。
しかしこの本ではテストを「学んだことを記憶から引き出す機会」ととらえています。

脳はテストを受けているときにもっとも活発に物事を思い出そうとするそうです。

思い出そうとすることは、記憶の長期的な定着につながる。
しかも、理解度の目安になるだけでなく、思い出すのが難しければ難しいほど効果が高まるのだそうです。
つまりテストは強力な学習ツールとしてとてもよいということです。


難しい具体的な話になってしまいました
まとまりませんがまとめると、

辛い学習の方が記憶に残る!!辛い話ですね
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