座右の銘って持つべきもの?

2020/06/06


一燈照隅 万燈照国

座右の銘って


社会生活をそれなりに長く営んでいると、いろいろな場面で、座右の銘って何ですか?

と聞かれることがあります。

答えたときもあれば、答えなかったというか答えられなかった時もあります。

座右の銘とした言葉も、意識的に探した時もあれば、本を読んでいて突然こころに飛び込んできたときもあります。



 
そもそも座右の銘とは

座右とは座席の右のことで、「地位のある人が、自分の右手側の席に、信頼できる補佐役を座らせた」つまり「重要な席

銘は「心に刻んで忘れない言葉」という意味があり
「常に身近に備えて戒めとする格言」のことを「座右の銘」と。


いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句



 

解釈を少し緩めると、

「常に自分の心にとどめ、行動や考えの基本としている言葉」
でいいのではないでしょうか。

実際はことわざや格言、歴史上の偉人の言葉や、小説や戯曲の台詞などが選ばれることが多くなっています。
座右の銘を聞くことは、面接官の大事な仕事で、その人の中に行動の軸となるものがあるかどうかを知りたいと思っているのかもしれません。

考えるに、そもそも座右の銘とか自分にとってとても大切な銘・言葉は、軽く周りの人に聞くことでもなければ言うようなものではないのではと。

しかし「座右の銘」と呼ぶかはともかく、自分の行動の軸となる言葉は持っておいた方がいいとは思います。

難しい四文字熟語や相撲の伝達式の口上で一時期流行ったかっこいい言葉でなくていいのではないでしょうか。
例えば、「勇気」・「正直」とかでも良いと思います。

自分ができていないことを表す言葉であってもよいのではないかと。

大事なことは若いうちから、自分自身の座右の銘的な言葉を探す、そしてそれを意識して仕事や社会生活に取り組んでいくのだと。

いつも上手くいくわけじゃないからこそ、日常いつも思っていることを簡単でいいから大切な言葉として自分の座右の銘にする、自分自身のいわば灯台の明かりとして、常に意識していきたいと考えます。
まとめ

座右の銘はあったほうがいいと思うけど難しく考えず、自分ができていないことを表す言葉のようなもので良いと思います。


 
一時期難しく考えていたころの座右の銘

一燈照隅 万燈照国(いっとうしょうぐう ばんとうしょうこく)

平安時代の僧 最澄の言葉です

一人ひとりが自分の身近の一隅を照らす。
それだけでは小さいあかりかもしれないが、その一隅を照らす人が増えていき、万のあかりとなれば、国全体を照らすことが出来る。

自分の照らせる場所があるんだから自分が照らせる場所を全力で照らす。
いいかえれば自分のすべきこと・できることに全力で取り組む。

自分に言い聞かせることばとして大事にしていました。

 
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