ポータブル電源情報のまとめ

PECRON EB3000-48V 拡張バッテリーの使用感、口コミレビューはどうなの?

2025/01/09

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ポータブル電源の新たな可能性を切り拓く、超大容量モデルが登場しました。PECRON社から発売されているEB3000-48V拡張バッテリーは、なんと最大7680Wまで拡張できる驚異的な容量を実現。家庭用の蓄電池に迫る性能を持ちながら、従来の蓄電池と比べて10分の1程度の価格で導入できるコストパフォーマンスの高さも魅力です。

実際に24時間以上の連続稼働テストを行ったところ、大型冷蔵庫やIH調理器、電子レンジなど、複数の家電を同時に使用しても余裕で対応。災害時の電源確保はもちろん、普段使いでも頼もしい性能を発揮してくれました。

この記事では、実際の使用テストの結果や、製品の特徴、活用方法まで詳しくご紹介していきます。大容量ポータブル電源の実力とは?詳しく見ていきましょう。

本記事は以下動画の情報を参考にまとめています。

PECRONの情報は公式サイトも参考にしてください。

PECRON EB3000-48V拡張バッテリーの基本スペックと特徴


PECRON社の最新モデルとなるEB3000-48V拡張バッテリーは、単体で3072Wという大容量を誇るポータブル電源です。メインのE1500LFPと組み合わせることで、最大7680Wまで拡張が可能となります。この容量は一般家庭用の蓄電池に匹敵する規模で、家庭用蓄電池が約9800Wであることを考えると、かなり本格的な電力供給が可能となっています。


容量と出力性能について


EB3000-48V拡張バッテリーの出力性能は非常に優れており、USBポートやAC出力など、多彩な出力ポートを装備しています。具体的には、USB-A(18W)、USB-C(100W)、XT60出力ポート(12V/30A)を搭載。拡張バッテリー単体でも電源供給が可能な設計となっています。

本体重量は約26kgと、大容量バッテリーとしては扱いやすいサイズに収まっています。一般的な4500W以上のポータブル電源は非常に大きく重たくなりがちですが、このモデルは分割して持ち運べるため、移動や設置の際の取り回しが比較的容易です。

出力は安定しており、実際の使用テストでも1500W近い電力を必要とする電子レンジやオーブンの使用時でも、電圧の低下や不安定な動作は見られませんでした。


安全性と信頼性の高さ


安全面では、最新のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、従来の3元系リチウムイオン電池と比べて発火や発熱のリスクが大幅に低減されています。また、世界最先端のBMS(バッテリー管理システム)を搭載し、過充電、過放電、短絡、過電流、加熱などのトラブルから機器を保護します。

信頼性の面では、メーカー保証が24ヶ月と長期間設定されており、メールマガジン登録で保証期間がさらに延長されるという安心の保証体制を整えています。PECRON社は2012年の設立以来、12年以上にわたってポータブル電源の開発・製造に携わっており、その実績と経験が製品の信頼性に反映されています。

 

充電方法の多様性


充電方法は4種類用意されており、利用環境に応じて柔軟に対応できます。標準的な家庭用コンセントからの充電はもちろん、ソーラーパネルを使用した充電も可能で、災害時などの非常時でも電力確保の手段が確保できます。

具体的な充電方法は以下の通りです。
- AC電源(家庭用コンセント)からの充電
- ソーラーパネルからの充電
- 車のシガーソケットからの充電
- 発電機からの充電

動作温度範囲も広く、充電時は0度から45度、放電時はマイナス20度から45度まで対応しています。この温度範囲は一般的な使用環境を十分にカバーしており、季節を問わず安定した電力供給が可能です。

充電時間については、AC電源からの充電で約1.8時間と高速充電に対応しており、緊急時の再充電にも素早く対応できる設計となっています。ソーラー充電の場合は最大700Wまでの入力に対応しており、MPPT制御方式を採用することで効率的な充電が可能です。


実際の使用テストから分かった性能


実際の生活環境での性能を確認するため、24時間以上の連続使用テストを実施しました。日常的に使用する家電製品を接続し、実際の使用シーンを想定した検証を行いました。メインのE1500LFPと拡張バッテリーEB3000-48Vを組み合わせての運用となります。


24時間連続使用での電力消費の推移


テスト開始時は100%の状態からスタートし、夜間の照明使用や冷蔵庫の連続運転など、一般的な電力使用パターンで検証を行いました。夜間の照明には7W程度のLEDライトを2台使用し、合計で約14Wの消費電力となりました。

夜間から翌日午後までの約20時間の使用で、バッテリー残量は34%まで低下。計算上では、残り約1300Wの容量が残っている状態でした。これは一般的な1000Wクラスのポータブル電源1台分に相当する容量です。

消費電力の推移を時系列で見ると以下のような結果となりました。
- テスト開始時(夕方5時):100%
- 夜間使用後(翌朝7時37分):43%
- 朝の家電使用後(10時):38%
- テスト終了時(12時16分):34%


複数の家電を同時使用した際の安定性


複数の家電製品を同時に使用するシーンでも、安定した電力供給を確認できました。特筆すべき点として、以下のような大容量を必要とする家電の組み合わせでも問題なく動作しました。

- 電子レンジ(1200W)と照明の同時使用
- IHクッキングヒーター(約875W)と冷蔵庫の同時使用
- オーブン(1469W)、照明、冷蔵庫の同時使用
- ドライヤーと洗濯機の同時使用

特に注目すべきは、1400W以上の消費電力となるオーブン使用時でも、電圧の低下や不安定な動作は見られなかった点です。一般的なポータブル電源では対応が難しい大容量家電の使用でも、余裕を持って対応できることが実証されました。


大型冷蔵庫との相性と消費電力


テストでは容量462L(冷凍庫122L、冷蔵庫340L)の大型冷蔵庫を接続して検証を行いました。6人家族向けのサイズの冷蔵庫でしたが、消費電力は予想以上に効率的でした。

冷蔵庫の消費電力は以下のような推移を示しました:
- 通常運転時:20-30W程度
- 冷却サイクル稼働時:40-60W程度
- 平均的な消費電力:約40W

この消費量から計算すると、1日(24時間)の消費電力は約1000W程度となり、バッテリー容量に対して非常に効率的な運用が可能であることが分かりました。室温25度での使用においても安定した冷却性能を維持し続け、温度変化による急激な電力消費の増加も見られませんでした。

特に注目すべき点として、冷蔵庫の運転中でも他の家電製品を同時に使用できる余裕があり、生活に必要な電力供給を十分にまかなえることが確認できました。これは災害時などの非常時において、食品の保存という重要な機能を維持できることを意味しており、このポータブル電源の実用性の高さを示す結果となりました。


導入のメリットと活用シーン


PECRON EB3000-48V拡張バッテリーは、その大容量と安定した性能から、様々な場面での活用が期待できます。実際の使用テストからも明らかになった性能を基に、具体的な活用方法を見ていきましょう。


災害時の電源確保としての可能性


災害時の電源確保という観点では、このモデルは家庭用蓄電池に近い性能を発揮します。7680Wまで拡張可能な容量は、一般家庭の必要最低限の電力をカバーできる水準です。

災害時の具体的な活用例として以下が考えられます。
- 冷蔵庫の継続運転による食品保存(24時間以上の連続運転が可能)
- 情報収集のためのスマートフォンやタブレットの充電
- 夜間の照明確保(LED照明であれば複数日の使用が可能)
- 調理器具(IHクッキングヒーター、電子レンジ)の使用による温かい食事の確保
- 洗濯機の使用による衛生状態の維持

特筆すべき点として、本体とバッテリーを分割して持ち運べる設計は、災害時の避難所への電源供給や、親族・近隣住民との電力シェアリングなど、柔軟な運用を可能にします。


大容量を活かした使い方の提案


日常的な使用シーンにおいても、この大容量バッテリーは様々な活用方法があります。

家庭での活用:
- 電力使用量の多い時間帯における補助電源としての使用
- 家電製品の同時使用による快適な生活環境の維持
- 停電時のUPS(無停電電源装置)としての運用
- 在宅ワーク時のパソコンやネットワーク機器のバックアップ電源

屋外での活用:
- アウトドアやキャンプでの大型調理器具の使用
- 移動販売や屋外イベントでの電源供給
- 工事現場や作業現場での電動工具の使用
- 車中泊時の電化製品使用

さらに、ソーラーパネルと組み合わせることで、持続可能な電力供給システムを構築することも可能です。最大700Wまでのソーラー充電に対応しているため、日中の太陽光発電で蓄電し、夜間や雨天時に使用するという運用も実現できます。


コストパフォーマンスの高さ


このモデルの最大の特徴の一つが、そのコストパフォーマンスの高さです。同等の容量を持つ家庭用蓄電池と比較すると、その価格差は歴然としています。

具体的な比較:
- 一般的な家庭用蓄電池(9800W):約350万円
- PECRON EB3000-48V(最大7680W):家庭用蓄電池の約10分の1の価格

この価格差は、導入を検討する上で大きなメリットとなります。特に以下のような点で優位性があります:

- 初期投資の大幅な削減
- 設置工事が不要で、すぐに使用可能
- 分割購入による段階的な容量拡張が可能
- 移設や配置変更が自由に可能
- 保証期間が24ヶ月と長く、メール登録で延長可能

加えて、電気料金の高騰時における電力の使い分けや、太陽光発電システムとの組み合わせによる節電効果など、長期的な経済メリットも期待できます。このような総合的な価値を考慮すると、非常に魅力的な投資対象といえるでしょう。

 

まとめ


PECRON EB3000-48V拡張バッテリーは、実際の使用テストを通じて、その優れた性能と実用性の高さが実証されました。最大7680Wという大容量でありながら、従来の家庭用蓄電池と比べて10分の1程度の価格で導入できる点は、特筆すべき特徴です。

24時間以上の連続使用テストでは、大型冷蔵庫やIH調理器、電子レンジなど、複数の家電を同時に使用しても安定した電力供給が可能でした。特に、462Lの大型冷蔵庫を24時間以上連続で運転できる点は、災害時の食品保存という重要な役割を果たせることを示しています。

安全面では、リン酸鉄リチウムイオン電池の採用とBMSによる保護機能により、安心して使用できる設計となっています。また、本体と拡張バッテリーを分割して持ち運べる設計は、様々な使用シーンでの柔軟な運用を可能にします。

充電方法も、家庭用コンセント、ソーラーパネル、車のシガーソケット、発電機と多様で、状況に応じた電力確保が可能です。24ヶ月の保証期間と、メール登録による延長保証も安心材料となっています。

大容量ポータブル電源の新たな選択肢として、災害対策はもちろん、日常的な電力供給のバックアップとしても、PECRON EB3000-48Vは十分な価値を提供できる製品だといえるでしょう。