一番聞きたいのは…夜、元気？

2025/06/23

おい、そこのアンタ。そう、スマホをスクロールしてる、かつての俺みたいな顔したアンタだよ。
最近どうです？朝、起きるの辛くない？仕事、昔みたいにバリバリやれてる？で、一番聞きたいのは…夜、元気？

……図星だろ？

俺もそうだった。45歳、課長。会社じゃ中堅、家じゃ父親。でもさ、体は正直なんだよな。
日に日に重くなる体。キレの悪くなる頭。そして、消えゆく自信…。
「ああ、俺ももう終わりか…」なんて、本気で思ってた。マジで。
妻の冷たい視線が、冗談じゃなく心に突き刺さる毎日。

そんな俺が、藁にもすがる思いで手を出したのが、そう、「精力剤」だった。
怪しい？胡散臭い？わかる、わかるよその気持ち。俺も最初はそうだったんだから。

でもな、この記事は、そんな“しなびたおっさん”が、もう一度奮い立つまでの、ちょっと恥ずかしくて、でも最高にリアルな物語だ。
アンタがもし、昔の俺と同じなら…まあ、ちょっと読んでいけよ。損はさせねぇ、たぶん。

【目次】

俺の「枯れ」ヒストリー。一体いつからこうなった？
半信半疑、震える手でポチった「ソレ」との出会い
【体験談】初日、そして1週間後…体に起きたヤバい変化
昼も夜も「現役」復活！世界はこんなに色鮮やかだったのか
最後に…同じ悩みを持つ“戦友”たちへ

1. 俺の「枯れ」ヒストリー。一体いつからこうなった？

一体いつからだろうな、マジで。
明確なきっかけなんて、ありゃしない。
気がついたら、俺はすっかり“枯れて”いた。

朝、目覚ましが鳴るだろ？スヌーズ機能、３回は当たり前。高校生の息子かよ、俺は。
やっとの思いで体を起こしても、全身に鉛でも詰まってるんじゃないかってくらい重い。
「うおぉ…」って呻き声、家族に聞かれてないかな。心配だよ、ほんと。
リビングに行けば、妻が作った朝食。でも、食欲もあんまりない。
コーヒーを胃に流し込んで、なんとか自分を起動させる毎日。エンジンのかかり、悪すぎだろ。

会社に行ってもダメ。
若い奴らがさ、新しい企画について目をキラキラさせながら話してるわけ。
「〇〇という手法を使えば、コストを抑えつつ効果を最大化できるかと！」
…なんて言われても、頭に入ってこない。
それに対して俺は？「…うん、いいんじゃないか（よくわかってない）」
頭が回らないんだよ、全然。昔は俺だって、もっとバシバシ意見言ってたはずなのに。
会議室の隅で、ただ頷くだけの置物。それが今の俺の定位置。悲しいよな。

で、休日は最悪だ。
金曜の夜は「よっしゃー！」って思うんだけど、土曜の朝にはもう電池切れ。
一日中パジャマで、ソファと一体化。完全に“トド”。
妻が「ねぇ、たまにはどこか行こうよ」って言うんだけど、
「ごめん、疲れてる」の一点張り。
その時の妻の、あのガッカリした顔…。見たくないのに、見ちゃうんだよな。
そして自己嫌悪。このループ、地獄か？
「お父さん、また寝てるの？」って娘に言われる始末。威厳もクソもない。

で、ですよ。一番ヤバいのが、夜。
もう、わかるだろ？わかってくれよ。
もはや義務。いや、義務にすらなってないかもしれない。
妻からの無言のプレッシャーを感じつつも、見て見ぬフリ。
「疲れてるから」は、昼も夜も使える魔法の言葉…なわけねーだろ！
自分でもわかってる。逃げてるだけだって。
寝室が別々になって、もうどれくらい経つだろうか。思い出したくもない。

「年だから仕方ない」

そう自分に言い聞かせてた。みんなそうなんだって。周りの同僚も「最近ダメだわー」なんて言ってるし。
でも心のどこかで叫んでるんだよ。「冗談じゃねえ！俺はまだ終わってねえぞ！」って。
まあ、その声も日に日に小さくなってたんだけどね…。

2. 半信半疑、震える手でポチった「ソレ」との出会い

そんな終わってる俺にも、転機は訪れる。
いや、自分から掴みに行った、と言うべきか。

きっかけは、深夜のネットサーフィンだった。
いつものように、意味もなくスマホをいじっていた時だ。
ふと表示された広告。「漲る自信を、もう一度。」
…うさんくせぇ。最高にうさんくさい。

俺はね、こういうの、大嫌いだったんですよ。
精力剤とか、滋養強壮とか。なんかこう、最後の手段みたいでカッコ悪いじゃん？
それに、本当に効くのかよって。気休めだろって。
そう思って、いつもはスルーしてた。

でも、その日は違った。
なぜか、その広告をタップしてしまったんだ。
そこには、俺と同じような悩みを抱えた男たちのレビューが、これでもかと並んでいた。
「妻との関係が改善しました」「仕事で集中力が続くように」
「朝の目覚めが違います！」

…嘘つけ。サクラだろ、どうせ。
そう思いながらも、俺は食い入るように読んでいた。
家族が寝静まった深夜2時。暗い部屋の中、スマホの光だけが俺の顔を照らす。
その姿、客観的に見たら、めちゃくちゃ惨めだったろうな。笑えるぜ。

葛藤したね、マジで。
「こんなものに頼るなんて、男としてどうなんだ？」
「でも、このままじゃ何も変わらない…」
脳内で二人の俺が、壮絶なバトルを繰り広げてる。

で、気づいたら、俺の指は「購入する」ボタンの上にいた。
震えてたよ、指。マジで。
「えい、ままよ！」
ポチッ。…あ、押しちゃった。

商品が届いたのは、その2日後。
絶妙なタイミングで、俺が在宅勤務している昼間に届いた。ナイス、配送業者。
誰にも見られないように、子猫を拾うみたいにそっと荷物を受け取って、速攻で自分の書斎の引き出しの奥深くに隠した。
このスリル、高校時代にエロ本を隠した時の感覚に似てるな…。いや、何でもないです。
とにかく、俺と“ソレ”との、秘密の関係が始まったわけだ。

3. 【体験談】初日、そして1週間後…体に起きたヤバい変化

さて、ここからが本番だ。
俺の体に何が起こったのか、包み隠さず話そう。

【初日】
夜、家族が寝たのを確認して、こっそり書斎へ。
引き出しから、例のブツを取り出す。
パッケージを改めて見ると、やっぱりちょっと気恥ずかしい。
説明書通り、数粒を水で流し込む。味は…まあ、無味無臭。こんなもんか。

「で、どうなんだ？」
「何も変わんねーじゃん！」

飲んで10分。当たり前だけど、何も起きない。
カーッと体が熱くなるわけでも、ムクムクと何かが起きるわけでもない。
「やっぱ詐欺かよ、クソが…」
金、ドブに捨てたかな。そう思って、ガッカリしながらその日は寝た。

…でも、翌朝。
いつもより、ほんの少しだけ寝覚めが良かった…気がする。
プラシーボ効果か？「俺は精力剤を飲んだんだ」っていう自己暗示か？
まあ、そんな程度だった。

【3日後】
変化の兆しは、突然やってきた。
朝、目覚ましが鳴る前に、スッと目が覚めたんだ。
「え？マジで？」
時計を見たら、いつもより15分も早い。なのに、体が軽い。
あの鉛みたいな重さが、ない。

会社へ向かう足取りも、心なしか軽い。
いつもは死んだ魚の目をしてたのに、なんだか駅までの道のりの景色が、ちょっとだけ違って見えた。
気のせい…気のせいだよな？でも、悪い気はしない。

【1週間後】
これはもう、気のせいじゃない。確信に変わった。
まず、昼間の仕事。
会議中、若い奴の意見に、ちゃんと反論できたんだよ。
「いや、その手法はリスク管理の点で課題がある。代替案として…」
スラスラ言葉が出てくる。頭が、冴えてる。
周りが「おぉ…」ってなってるのがわかった。若い部下に「〇〇さん、今日キレてますね！」なんて言われちゃったりして。
…照れるわ！でも、めちゃくちゃ嬉しかった。

そして、その日の夜。
事件は起きた。

夕食後、妻が「疲れた顔してないね、今日」って言ってくれたんだ。
その一言で、俺の中で何かがカチッと音を立てた。
いける。今日なら、いけるんじゃないか？

俺は、本当に久しぶりに、自分から妻を誘った。
声、震えてたかもしれない。
結果？
…それは野暮ってもんでしょ。ご想像にお任せしますよ。
でも一つだけ言う。
終わった後の、妻の驚いたような、でも、どこか嬉しそうな、あの顔。
あれは、一生忘れられない。マジで。
俺、泣きそうになっちゃったもん。本当に。

4. 昼も夜も「現役」復活！世界はこんなに色鮮やかだったのか

精力剤がくれたのは、単なる夜の自信だけじゃなかった。
それが一番の驚きだったかもしれない。

もちろん、夜の“現役”復活はデカい。めちゃくちゃデカい。
夫婦にとって、これがいかに大事なことか、失って初めてわかった。
会話が増えた。というか、昔みたいに笑い合えるようになった。
週末、妻から「来週、映画でも行かない？」なんて誘われたりして。
ああ、世界って、こんなに色鮮やかだったんだな。
いつの間にか、俺の見ていた世界はモノクロになってたんだ。それに気づかされた。

でも、本当に変わったのは「昼間」の俺だ。
仕事へのモチベーションが、明らかに違う。
前は「早く終業時間になんねーかな」ってことしか考えてなかったのに、
今じゃ「この案件、どう進めればもっと良くなるか」なんて、自然に考えてる。
部下とのコミュニケーションも、前向きになった。
ただの疲れたおっさんだったのが、頼れる上司に…なれたかな？うん、たぶん、なれてる。そう信じたい。

休日も、もうソファのトドじゃない。
朝から「よし、今日は庭の草むしりでもやるか！」なんて、自分から動けるようになった。
息子とキャッチボールしたり、娘の買い物に付き合ったり。
父親らしいこと、ちゃんとできてる。
家族の笑顔を見るのが、こんなに嬉しいことだったなんてな。

「俺、まだやれるじゃん！」

心の底から、そう思えるようになった。
この万能感。ちょっと調子に乗ってるくらいが、中年男にはちょうどいいんだよ、きっと。
失いかけていた自信が、体の芯から湧き上がってくる。
それは、精力剤が直接くれたものじゃないのかもしれない。
「元気になる」という小さな成功体験が、俺の心に火をつけてくれたんだ。

5. 最後に…同じ悩みを持つ“戦友”たちへ

ここまで、俺の恥ずかしい話を長々と読んでくれて、ありがとう。
これを読んでいるアンタも、もしかしたら、昔の俺と同じような悩みを抱えているんじゃないか？
毎日がつまらない。体が重い。自信がない。
わかるよ。痛いほどわかる。

俺が言いたいのは、「この精力剤が最高だぜ！」ってことじゃない。
まあ、俺には合ってたけど、人それぞれだからな。

大事なのは、諦めないってことだ。
「年だから」なんて便利な言葉で、自分の可能性にフタをしちまうのは、もったいなさすぎる。
俺みたいな、しなびかけたヨレヨレのおっさんでも、変われたんだから。
アンタが変われないわけがない。

精力剤は、魔法の薬じゃない。
でも、きっかけにはなる。
錆びついたエンジンをもう一度動かすための、最初の“一滴のオイル”には、なってくれるかもしれない。

必要なのは、ほんの少しの勇気だ。
深夜にこっそりスマホで検索する、その勇気。
震える手で「購入」ボタンを押す、その勇気。
それが、モノクロの世界をカラーに変える、第一歩になるんだとしたら…？

まあ、どうするかはアンタ次第だけどな。
俺は先に、色鮮やかな世界で待ってるぜ。

…なんて、ちょっとカッコつけすぎたか。
でも、本心だ。
アンタの毎日が、少しでも元気になればいいなと、心から思うよ。

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