新下関商工振興会
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勝山三大祭り
なぜ!「かつやまかっぱ夏まつり」なの?
日本各地には、たくさんの「かっぱ」の話が残っています。
勝山にも「砂子多川のかっぱ」というおもしろいお話があります。
いたずらをさとされたかっぱは、 「この石が土になるまでわたしたちかっぱ一族は、人間さまにめいわくはかけません・・・」と言い残し、置いていった誓いの石が砂子多川の「かっぱ石」
――― 明治のころ、洪水によって一度は流されたかっぱ石が、昭和62年ふるさとの歴史を愛する人々の手によって復元され、当時の子ども会役員のみなさんにゆだねられました。
昔の子どもたちは、夏になるとよく池や川に遊びに出かけました。でも、勝手な遊びをしたり、約束をやぶったりすると、かっぱが出てきて水の中に引きこむ ―――
そんな話をきかせて、水の事故から子どもを守ったのです。
「水による事故防止」と「ふるさと勝山を愛する心」を「勝山子どもかっぱ祭り」に託して、子ども会から自治会連合会へと引き継がれた「かっぱ夏まつり」は、いまも「勝山三大祭り」の一つとして息づいています。
「かっぱ」の話に託して、 子どもを愛し、ふるさとを愛した祖先の心を いつまでもいつまでも 子や孫に語り伝えていきましょう。
それが「かつやまかっぱ夏まつり」なのです。
勝山地区の皆様のご参加を得て親睦の輪を拡げ、そこに培われたエネルギーが明日の勝山を創る力になることを願い開催されています。
下関市の中心地区としての勝山は、地理的な面だけでなく文化産業面での地位を高めるために、「広げよう地域の〈輪〉・〈和〉・〈わ〉」のスローガンを掲げ、地区民25,000人の団結により、文化の渦を巻き起こすべく盛大な文化産業祭に取組んでいます。