おすすめの本

2020/06/08

おすすめ名著
人は見た目が9割

本はタイトル見て・・・が9割

アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士が他人から受け取る情報の割合について、以下のような興味深い実験結果を発表していることによるとの事でした。
・顔の表情:55%
・声の質、大きさ、テンポ:38%
・話す言葉の内容:7%

また、一方で”言葉以外の伝達”(ノン・バーバルコミュニケーション)が重要であると
著者が主張している点は、とても納得できる。もう1点、私が興味深く感じたところは
アメリカの文化人類学者エドワード・ホールが、人間関係を”距離”で解説している点。
・密接距離(45㎝以下) 夫婦や恋人の距離
・個体距離(45㎝以上120㎝以下) 親しい間柄
・社会距離(120㎝~360㎝) 仕事上のつきあいの距離
 これぞまさしく、新型コロナ感染拡大防止のためにと、テレビ等で近頃よく耳にする
「ソーシャル・ディスタンス」ですね!
・公衆距離(360cm)
上記のそれぞれの人との距離感は意図せずとも無意識のうちに自然と適当な距離を取っているので面白く感じました。

著者:竹内一郎
出版社:新潮新書
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