お待たせしました
自己紹介の冒頭でも触れた

自分のことが嫌いで
さみしくて悲しかった…

幼少期についてです。

まず誤解してほしくないのは
両親は私に、ちゃんと
愛情を注いでくれていました。

しかし…

当時の私にはその愛情が
ちゃんと伝わっていませんでした。

というのも、平日は仕事、
土日は好きなゴルフへと
父は、ほぼ家にいませんでした。

『もっとパパと一緒にいたい！』

その想いだけで
私はゴルフを始めました。

ゴルフをしているときは、
父と一緒にいられるからです。

当時、わたしは
勉強も体育も音楽もできず
通信簿は２だらけ。

ただ、たった１つだけ
５がつくほど得意な科目がありました。

それは、図工です。
絵を描くのが大好きでした！

その腕は全国大会に入賞するほどです！

しかし、母から絵のことで
ほめてくれた言葉は、あまりなかったです。

かけてくれた言葉は
テストの点数がわるいことへの注意。

『じょうずに絵が描けても、意味ないんだ。』

わたしは、大好きな絵をやめてしまいました。
もう一つやめたことがあります。

「私もやってみたい！」

流行ってたアニメの影響で
テニスをはじめることにしました！

父と一緒にいるために
やっていたゴルフより楽しくなり
テニスの練習ばかりしていました。

ある日、酔っ払った父が
『お前は裏切り者だ！』

その言葉が深く
わたしの心に突き刺さり
ゴルフ以外やってはいけない。

その瞬間、鎖のように私を縛りました。

これらの出来事により
大好きな絵とテニス
そして、好奇心がなくなりました。

ゴルフも途中でやめたくても、
やめられず10年以上続けていました。

大好きな母と父のため
良い子なワタシでいるために

自己肯定感は低く、
感情のないロボットみたいな大人
そんなワタシになりました。

人間へ戻るのに
ずいぶんと時間はかかりました。

長年、感情と向き合い
気づいたことがあります。

それは、両親から
【ありのままの私を愛してほしかった。】

勉強や体育、音楽ができなくても
絵が大好きな私を。

父と一緒にいたいと
はじめたゴルフの他にも
テニスへ興味をもった私を。

愛してほしかった…。

大好きな絵をつづけ
好奇心を大切にできていた人生は
どんな私になっていたか？

確かめようはありませんが
子どもたちには

【自分らしい人生を生きてほしい】

そのために
【　巻き寿司絵本　】は
親子の愛を育むキッカケになります。

そして
子どもは自分が好きになり
自分らしい人生を歩める世界へ！

私と一緒につくっていきましょう！！！ 

大変長くなりましたが

作品の想い読んでいただき
誠にありがとうございます。