アメリカの義務教育の期間は日本より長く、
小学生5年、中学生3年、高校4年、あるいは
小学生6年、中学生2年、高校4年と12年間あります。
そして義務教育の間は、学費は無料です。
アメリカは、州によって、法律や制度が異なりますので、国内で違いが多々あります。
学校区があり、その区によって教育レベルが異なるため、子供のために高い教育水準のところに住み替えることもあるようです。
多民族国家にふさわしく、教育制度も多様です。
例えば、学校には通わず、家庭で教育を行うホームスクーリングが認められています。
その場合、保護者が教育を行う、家庭教師に依頼、一部の教科は学校で受講、となるようです。
本当に多種多様な教育がなされています。
以下のように、
●モンテッソーリー教育(イタリア出身、モンテッソーリー医師によって考案されたもの)
子供の自主性を尊重し、自発的な行動の繰り返しによって、成長を促そうとするもの。
そして、有能で、責任感、他人への思いやりもあり、生涯学び続ける姿勢をもった人間を育成すること。
子供たちが、自分自身で選んだ活動を、繰り返しながら、多様な能力を発揮、獲得されていくとされます。
これは、集団行動が苦手で、協調性に乏しくなるともいわれます。
日本の集団教育の方針とは、まったく異質のものですね。
世界全体では、40か国以上がこの教育を導入しています。
日本でも、幼稚園で導入している所が増えているようです。
Amazon, Googleの創立者、将棋の藤井聡太さんが、この教育を受けていたのは有名です。