わたしの座右の銘

2020/06/10
滝河秀清です。

私は仏教を信じています。仏教の教えの中でいちばんのお気に入りで、座右の銘といえる
好きな言葉があります。


それが・・・、

 
天上天下唯我独尊

です。

実のところ世間ではあまり好意的ではない、この世の中で自分こそがもっとも尊いんだと
思いあがった意味のようにとらえられています。

この言葉はお釈迦様が生まれてすぐ口にした( これ自体、???ですが )と伝えられて
いますが、その真意を正しく伝えきれていないと思っています。

お釈迦様の教えはかんたんに説明すれば、

一切衆生皆成仏道( いっさいしゅじょうかいじょうぶつどう )

という、この世のすべての人々が幸福に生きるための教え( イコール仏教 )です。
その教えを広めるようなお方が、

『 自分だけがもっとも尊く偉いんだ! 民衆なんてクズばっかりだ。』

などという暴言を吐くなんて考えられません。
(現代の人間、例えば与野党ともに政治屋さんとかはこう思っているでしょうが・・・)


お釈迦様含め、この世に生きとし生ける者の生命はみな、等しく尊い。それゆえ
私は尊い。また他者のあなたも尊い、両者の間には優劣などないという意味が、
本来の天上天下唯我独尊であろうと解釈しています。

おそらくその真意が後世に正しく伝わらなかったのでしょうね。

私からあなたに質問です。ご自身の座右の銘は何ですか?
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