生ごみ処理機を選ぶ際、気になるのは価格ですよね。初期費用となる本体価格はもちろん、ランニングコストとなる消耗品代や電気代も見逃せません。ここでは、ナクスルとパリパリキューPPC-11の価格面を比較してみましょう。価格が高いか安いかだけでなく、その理由も探ってみますので、ぜひ参考にしてみてください。
まず、本体価格を見てみましょう。ナクスルの本体価格は、通常価格で147,400円(税込)。一方、パリパリキューPPC-11の本体価格は49,500円(税込)です。
ナクスルの方が、パリパリキューPPC-11の約3倍の価格になっています。初期費用を抑えたい人には、パリパリキューPPC-11がおすすめといえるでしょう。
ただし、ナクスルは高機能な分、本体価格が高くなっているという面もあります。また、ナクスルは24時間連続運転が可能な分、モーターなどの部品も高耐久なものが使われています。長く使うことを考えれば、高機能・高耐久のナクスルも十分に選択肢に入るでしょう。
続いて、ランニングコストを見てみましょう。生ごみ処理機の主なランニングコストは、消耗品代と電気代です。
ナクスルの消耗品は、バイオ剤とUVランプ。バイオ剤は使用できなくなった場合に交換が必要で、価格は8,800円(税込)。UVランプは1~2年に1回の交換が目安で、価格は9,900円(税込)です。
一方、パリパリキューPPC-11の消耗品は、脱臭フィルターのみ。交換の目安は4~9ヶ月で、価格は6,270円(税込)。ただし、パリパリキューPPC-11にはバスケット用の水切りネットが付属していて、市販の網状のものでも代用可能です。
消耗品の種類と交換頻度を見ると、パリパリキューPPC-11の方がランニングコストを抑えられそうです。ただし、ナクスルのバイオ剤は使用できなくなるまで交換不要なので、使い方次第では消耗品代を節約できる可能性もあります。
次に、電気代を見てみましょう。ナクスルの消費電力は約1.44~2.2W/日で、1ヶ月の電気代は約800円~約1,200円。パリパリキューPPC-11の消費電力は、パリパリモードで約10W/日、ソフトモードで約5.7W/日。1ヶ月の電気代は、パリパリモードで約840円~約1,350円、ソフトモードで約480円~約690円です。
電気代だけ見ると、ナクスルの方が若干安め。ただし、ナクスルは24時間連続運転なので、1日の消費電力は少なくても、常に電気を消費し続けます。
一方、パリパリキューPPC-11は1回の運転時間が長い分、1日の消費電力は多めです。しかし、運転と停止を繰り返すので、トータルの電気代はそれほど高くならない可能性もあります。
ランニングコストは、使用頻度や使い方によっても変わります。自分の生活スタイルに合わせて、電気代と消耗品代のバランスを考えることが大切ですね。