うつ病克服コラム 第1弾 第3章 


◉地獄からの脱出〜たった4日でうつ病を克服できた理由〜◉

友人Kがいきなり僕の家を訪ねてきた。

最初のうちは僕はいつものようにオンラインゲームに夢中になっており、Kはただじっとその姿を見つめていました。

なぜKが来たにも関わらず、僕がゲームを中断しなかったというと、単純に「話したくなかった」という理由でした。

どうせ、学校に行こうよとか卒論頑張れとか、就職決まったのに留年するのは勿体ないなど
ありきたりな励ましの言葉を投げかけられると思ってたんです。

僕にとっては
励まされることが何より嫌だったので、そんな話をさせまいとわざとKを無視してゲームに熱中しました。

ところが、30分ほどするとKが初めて話しかけてきたと思いきや、

「最近そのゲームにハマってんの?」

と、僕に言ってきました。

てっきり励ましの言葉をかけられると思ってた僕はその第一声に拍子抜けですよ笑

でもそこからKは1時間ほど僕の最近の状況をひたすら質問してくるだけで、
応援の言葉など一度も発さなかったんですね。

そして、最初心を閉ざしていた僕はKと話していく内に段々と心を開くようになったんです。

それも自然に笑

そして僕はついに


「本当は卒業したいし、就職したいけど自分ではどうすればいいか分からん」

とKに伝えたんです。


初めて自分以外の人間に自らの悩みを素直に打ち明けた瞬間でした。

いわゆる心の声ってやつ。

その言葉を聞いたKは僕にこう言ってくれました。

「俺も卒論手伝うから、一緒に卒業しようや」

この瞬間、自然と涙が溢れ出しました。

多分、嬉し涙じゃなくて安心したことによる涙だったと思う。

今まで逃げてきた卒論が終わるかも知れないという安心。

まだ終わった訳でもないのにホッとした気持ちになったんよね
心が急に軽くなったというか。

結局その日はKがひたすら俺の悩みを聞いてくれた1日だったんよね。
トータル4,5時間くらいかな?

気づけば朝日が登るくらいまでずっっっっと俺の悩みを聞いてくれたんだよね。

4,5時間も他人のネガティブな話を聞き続けるってシンプルに凄いことだと思わない?笑

次の日から俺はKと一緒にほぼ毎日一睡もせずに卒論に取り組み始めました。
Kも寝らずに僕の卒論を手伝ってくれました。

これも凄いことよね。うん。笑

めちゃくちゃしんどかったけどその甲斐あってか、3日で卒論を書き上げることに成功して僕は無事に卒業することが出来たんです!

そして気がついたら
うつが治まっていたんです

そりゃ卒業出来たんだからうつも治るだろ」って思いませんでしたか?

僕も最初はそう思っていました。

でも自分の中でよくよく考えてみるとそれは違ったんです。

これは決して「卒論を終わらせる」という僕の悩みが解決されたことで治った訳じゃないんです。


【「卒論を終わらせる」という問題に立ち向かい、終わらせる努力をした】

からなんです。

おそらく、

仮に卒論が書き終わらなかったとしても卒論を終わらせる努力は十分にやってきたので、
どんな結果であれ僕はうつを克服出来ていたでしょう。

そして何より
僕の問題に真摯に向き合ってくれて、尚且つ一緒に解決しようと言ってくれたKがいたからこそ僕は重い腰を上げることが出来たんです。

僕とって
友人は「うつ病に1番効く処方箋」

だった訳です。

今ではお互い卒業して、僕は内定をもらった会社に今年の4月から
ストレスフリーで働いています!


〜最終回へ続く〜

いかがでしたか?

今回のコラムで僕が伝えたかったこと。

それは


「悩みを解決するために行動する」ことこそがうつ病を治す上で最も重要である

ということです。


そして、
その行動を引き起こしてくれる友人の存在はとても重要な存在であるということ。

たとえその悩みが解決出来なかったとしても、目を背けていた現実と向き合い、立ち向かうことでうつ病は絶対克服出来るんです!

これは
僕が自信を持って断言します

そして、1人で現実に立ち向かうことが出来ないなら
信頼できる友人を頼ることが何より大切だし、うつ病克服の最短の近道なんです!


このことをしっかり理解して明日のコラムを読み進めて下さい!

ちなみに明日でこのコラムは最終回です!


明日のコラムは
「うつ病を経験した僕が改めてあなたに伝えたいこと」についてお話していきますね!


最終回お見逃しなく!!!!!