走ると頭が冴える理由

走ることでもっとも鍛えられるところはどこだと思います？


それは「海馬」と「前頭葉」です。


海馬は記憶力、前頭葉は脳の司令塔として、


集中力や計画力、発想力、判断力、思考力そのうえ感情までをも司っています。


両方とも仕事で高いパフォーマンスを発揮する必須能力を司っています。


ということはランニングはビジネスに必要なすべて能力を向上させる効果があるのです。


クリエイティブな人や年収が高い人ほど、激しく動かす運動に取り組む傾向があるという報告もあり、


18歳から34歳で高額所得者（750万円以上）の人たちは、


スキューバダイビング、スキー、テニス、旅行などで体を動かす回数が、


低額所得者（300万円以下）に比べて2倍も多いという傾向にあるということが分かっています。

 

体を動かすことで脳が刺激され脳機能がアップして仕事効率も良くなる。

さらにドーパミン、セロトニンが放出され、気持ちが前向きになりこうした効果が積み重なって

結果として年収が高くなる


エグゼクティブといわれる人にランナーが多いのも、偶然でないかもしれませんね。

走ると脳が鍛えられる理由のひとつとして、筋肉が大きく関係しています。


筋肉は体を動かすものですが、同時に脳も動かしているのです。


筋肉を動かせば脳も動く、いわばスイッチみたいなものなのです。


筋肉を動かすと、その中にある感覚器から信号が発せられ脳が活性化されます。


とくに足は筋肉量が多く多くの感覚器が集中しているので、走ってここを動かすと、


絶大な効果が得られるというわけです。
 

個の足の筋肉からの信号だけで、記憶、発想、想像力が10%増大すると言われています。
 

そして筋肉は心臓から送られてきた血液を送り返すというポンプの役割を持っています。


酸素を多く含んだ血液を脳に行き渡ることにより、脳はさらに活性化されます。


脳を働かせるためには酸素が多く必要なので、その酸素運ぶ血流を改善させることは非常に重要なのです。

走った後に血流反応を見ると、特に真っ赤に反応しているのは海馬と前頭葉。

走ると頭がスッキリすると感じるのはこのためです。


毎日の運動を積み重ねていきましょう!



といってもいきなり普段運動していない人が走れるわけがないです。


私自身500メートルも走れませんでした。


千里の道も一歩からです。


最初は歩きでもいいので足を動かす習慣をつけていきましょう。