ランニングで脳に起こる変化

2020/07/04
前回の話で、血流が改善されることによって

海馬と前頭葉に多くの酸素を含んだ血液が送られるようになり

頭がスッキリすると話しました。

それに加えて脳細胞が増えるという現象が起こります(ニューロン新生)。

かつては、加齢とともに減っていく一方で増える事はないと言われていたのですが、

いまでは、「脳は何歳からでも鍛えられる」「脳細胞は増える」というのが共通の認識となっています。

脳細胞が増えると細胞同士をつなぐ部分(シナプス)が強く、太くしっかりしてくることで連絡が強化

されて情報伝達のスピードが加速していきます。


脳細胞が増えシナプスが太くなると海馬も大きくなります。

研究によると高齢な健康者120名を対象に、1年間有酸素運動するグループと

ストレッチをするグループに分けて半年後、1年後というスパンで脳の容量を比較しました。

その結果、有酸素運動を行ったグループのみ順調に海馬の容量が増え続けたことが分かったのです。

 
年齢とともに少しずつ委縮し衰えていくとされていた海馬が、走ることで元の大きさに戻る


画期的な発見ですよね、昔の人間と比べて動かなくなったのがどんなに悪影響を及ぼしているのでしょか・・・・。

 
海馬は記憶を司る器官ですから、鍛えれば当然記憶力は上がります

あるアメリカの学校の体力調査で、子供らの心配脳力、筋力、持久力、体脂肪などを調べました。

体力と学力テストの「数学」「英文読解」の成績の関連性を分析した結果、

体力調査での成績が高い子供ほど、学業成績も優秀な傾向があることが確認されました。

つまり、運動の習慣化がニューロン同士を新しく結びつけることを意味します。


有酸素運動の効果は計り知れないです。

まだありまして、早歩きだけでなく息が上がるくらいの有酸素運動を継続的に実行すると

年を取ってもニューロンが新しく新生されたり、毛細血管が増加します。

心臓や肺の機能が高まり酸素が体の隅々にまで行き渡り、そこで二酸化窒素が発生して

血管が柔らかく強くなり、破れたり詰まったりしにくくなります。

また、運動によって傷ついた毛細血管の代わりに新しい毛細血管が作られます。

それにより、さらに新しいニューロンが出来てシナプスが生み出されるので、

一度消えた「脳内ネットワーク」を強化することが出来るのです。

 
ただ走るだけで、脳にいいことがたくさん起きます

靴紐を結んで出かけてみませんか?


 
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