うまくいかないのは食が原因?
2020/07/16

現代人は食べ過ぎている!
★朝は内臓の休み時間
食事の原則は「一日三食、しっかり食べること」だと信じて疑わない人は多い。
「朝ごはんはちゃんと食べなさい」と言われた経験がいない人は、まずいないと思います。
でもこれは、正しいのか?
これは、ノーという答えが多いです。
なぜなら、消化は多大なエネルギーを必要とするからで、細胞がすぐに利用できる
主なエネルギー物質をATP(アデノシン三リン酸)というのだが、これは車でいえばガソリンにあたる。
消化はこのガソリンの消費がハンパでなく多いのです。
朝食示す「breakfast」は「断食を破る」という意味。
断食を終えた後の体が、エネルギーをたっぷり使う消費が苦手なことは、容易に想像がつくでしょう。
だから、江戸時代は朝食を食べなかったし、中国では極めて消化の良い粥が朝食の定番になっている。
フランス語では朝食を「petit dejeuner」というが、これは軽い昼食の意味。
ここにも朝食には、しっかり食べるというイメージがないことが表れている。
朝は内臓を休ませるべき時間なのです。
★だけど食べなければならない
ところが、一つ問題がある。
朝、脳はブドウ糖を要求する、というのがそれ。
その要求に答えるには食べなければならない。
「たべるなとか食べろとか一体どっちなんだ」
そんな感想を持たれたとしても致し方ない。
しかしどちらも正しいのです
この矛盾を解決する方法はあります。
消化によるエネルギーの消費ができるだけ少なく、しかも脳にブドウ糖を十分供給できるようなものを食べればいい。
中国の朝粥はまさしく矛盾を解決する朝食ださすが中国5000年の知恵は伊達ではないのです。
また食について考えるときは食性を知っておくことが絶対に必要で
「食性」を知るとは消化呼吸の仕組みを知ることだと言っていい。
食べ物を消化するには消化酵素の働きが欠かせない
そして消化酵素は食べ物の栄養素によって異なる炭水化物の消化酵素のアミラーゼ、
脂肪のリパーゼ、タンパク質のプロテアーゼなどが代表例だが、
それらが十分に分泌されてこそ消化はスムーズに行われる。
これら消化酵素のうち、日本人の体内で豊富に作られるのはアミラーゼなどの炭水化物分解酵素。
鍋をした後、すでにお腹がいっぱいなのにシメの雑炊は食べられるといったことがあります。
そこで「雑炊は別腹だから・・・」などというわけですが
これはアミラーゼなどの分泌には余裕があるため、炭水化物主体の米の消費消化にはさほど負担がかからないとも解釈できる。
一方、脂肪やたんぱく質を分解する消化酵素は少量しか作られない
つまり脂肪タンパク質の消化は、炭水化物に比べて負担が大きくエネルギーの消費もかさむのです
このように、古くから穀物と野菜を中心にした食生活送ってきた日本人は、
消化酵素の分泌も腸の長さもそれに適したものになっている。
だからこそ食べ物はその食性をもとに考えることが大切なのです。
もう一つ食べ物には「加工すればするほど消化するのがしんどくなる」という原則がある
つまり自然のもの生のものほど消化が楽なのです
さらに生ものはそれ自体は食べ物酵素を持っている
消化を助けてくれるわけ。
結論としては、起きてすぐの朝食は控え、1時間程度のウォーキングなど、
軽く体を動かしてから食べるのが、理にかなった食べ方。
メニューとしては、アミラーゼに仕事させるようなもの、
つまり炭水化物主体のものを中心に食べるのがいい。
中国の知恵に学んだ朝粥などに、野菜などのフレッシュジュースといった
メニューなら胃に負担をかけることなく、脳にエネルギーを供給できるというわけ。
私自身は、朝食を食べると調子が悪くなるためほぼ食べないのですが、
これを学んだ時に腑に落ちました
食べ過ぎは問題ですが、少量でも消化に莫大なエネルギーを使うんですね。
加工したものも消化するのに大変とあっては、食べる物が制限されてきますよね・・・・
そこで raw food いわゆる生食ですが日本人は比較的刺身など食べたりするので
いいのですが、まいにちサラダと刺身というのも飽きますよね。
少量を良くかんでしっかり食べれば、腹持ちもいいので何でも食べるようにはしています。
揚げ物は美味しいけど量を考えないと駄目です。
食べ物は体を構成するものなので、しっかり学んでいきたいですね。
ゴミ箱のように何でもかんでも体内に放り込んだら、あとからツケがまわってきますよ!
食事の原則は「一日三食、しっかり食べること」だと信じて疑わない人は多い。
「朝ごはんはちゃんと食べなさい」と言われた経験がいない人は、まずいないと思います。
でもこれは、正しいのか?
これは、ノーという答えが多いです。
なぜなら、消化は多大なエネルギーを必要とするからで、細胞がすぐに利用できる
主なエネルギー物質をATP(アデノシン三リン酸)というのだが、これは車でいえばガソリンにあたる。
消化はこのガソリンの消費がハンパでなく多いのです。
朝食示す「breakfast」は「断食を破る」という意味。
断食を終えた後の体が、エネルギーをたっぷり使う消費が苦手なことは、容易に想像がつくでしょう。
だから、江戸時代は朝食を食べなかったし、中国では極めて消化の良い粥が朝食の定番になっている。
フランス語では朝食を「petit dejeuner」というが、これは軽い昼食の意味。
ここにも朝食には、しっかり食べるというイメージがないことが表れている。
朝は内臓を休ませるべき時間なのです。
★だけど食べなければならない
ところが、一つ問題がある。
朝、脳はブドウ糖を要求する、というのがそれ。
その要求に答えるには食べなければならない。
「たべるなとか食べろとか一体どっちなんだ」
そんな感想を持たれたとしても致し方ない。
しかしどちらも正しいのです
この矛盾を解決する方法はあります。
消化によるエネルギーの消費ができるだけ少なく、しかも脳にブドウ糖を十分供給できるようなものを食べればいい。
中国の朝粥はまさしく矛盾を解決する朝食ださすが中国5000年の知恵は伊達ではないのです。
また食について考えるときは食性を知っておくことが絶対に必要で
「食性」を知るとは消化呼吸の仕組みを知ることだと言っていい。
食べ物を消化するには消化酵素の働きが欠かせない
そして消化酵素は食べ物の栄養素によって異なる炭水化物の消化酵素のアミラーゼ、
脂肪のリパーゼ、タンパク質のプロテアーゼなどが代表例だが、
それらが十分に分泌されてこそ消化はスムーズに行われる。
これら消化酵素のうち、日本人の体内で豊富に作られるのはアミラーゼなどの炭水化物分解酵素。
鍋をした後、すでにお腹がいっぱいなのにシメの雑炊は食べられるといったことがあります。
そこで「雑炊は別腹だから・・・」などというわけですが
これはアミラーゼなどの分泌には余裕があるため、炭水化物主体の米の消費消化にはさほど負担がかからないとも解釈できる。
一方、脂肪やたんぱく質を分解する消化酵素は少量しか作られない
つまり脂肪タンパク質の消化は、炭水化物に比べて負担が大きくエネルギーの消費もかさむのです
このように、古くから穀物と野菜を中心にした食生活送ってきた日本人は、
消化酵素の分泌も腸の長さもそれに適したものになっている。
だからこそ食べ物はその食性をもとに考えることが大切なのです。
もう一つ食べ物には「加工すればするほど消化するのがしんどくなる」という原則がある
つまり自然のもの生のものほど消化が楽なのです
さらに生ものはそれ自体は食べ物酵素を持っている
消化を助けてくれるわけ。
結論としては、起きてすぐの朝食は控え、1時間程度のウォーキングなど、
軽く体を動かしてから食べるのが、理にかなった食べ方。
メニューとしては、アミラーゼに仕事させるようなもの、
つまり炭水化物主体のものを中心に食べるのがいい。
中国の知恵に学んだ朝粥などに、野菜などのフレッシュジュースといった
メニューなら胃に負担をかけることなく、脳にエネルギーを供給できるというわけ。
私自身は、朝食を食べると調子が悪くなるためほぼ食べないのですが、
これを学んだ時に腑に落ちました
食べ過ぎは問題ですが、少量でも消化に莫大なエネルギーを使うんですね。
加工したものも消化するのに大変とあっては、食べる物が制限されてきますよね・・・・
そこで raw food いわゆる生食ですが日本人は比較的刺身など食べたりするので
いいのですが、まいにちサラダと刺身というのも飽きますよね。
少量を良くかんでしっかり食べれば、腹持ちもいいので何でも食べるようにはしています。
揚げ物は美味しいけど量を考えないと駄目です。
食べ物は体を構成するものなので、しっかり学んでいきたいですね。
ゴミ箱のように何でもかんでも体内に放り込んだら、あとからツケがまわってきますよ!